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ヘアメイク河北裕介さんが提案。春は白み系【ベージュリップ】でヘルシー&色気たっぷりな洒落顔に

  • 2024.2.11
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2024年のスタートを彩る大人の春メイクをお久しぶりの登場、ヘア&メイク河北裕介センセイが指南! トレンドをおさえながらも、頑張り過ぎずに洒落たムードを引き出すコツを教えていただきます。

Back to ベージュリップ! 白みのあるカラーが今、また新鮮

コート¥330,000(エストネーション)、中に着たビスチェ¥38,500(マージ/共にエストネーション)

「最近、注目しているのは2000年代風の白みベージュのリップ。イメージはジェニファー・ロペスがあのころ塗ってた感じ、といえば分かるかな。90年代のベージュはこっくりマットな質感だけど、今季のベージュは、ツヤを含んでいるからヘルシーだけど、どこか洒落ていて色気も出る。肌のトーンと同じぐらいの色が、唇のパンプアップ効果も叶えるからオススメ」(河北さん・以下同)

教えて河北センセイ! 2024年のベージュリップ、どうメイクする⁉

白み系ベージュリップの最大の難所が、顔色が悪く見える問題。地味にならずに洒落見えもする、他のパーツメイクとの組み合わせ方も一緒に学んでいきます!

▶︎ POINT 1 ベージュリップの相棒はチーク! 赤み血色で顔印象を明るく

【使用アイテム】左から:肌なじみのいいブリックレッド。リップ&チーク ボーム N°1 ドゥ シャネル 8 ¥6,050(シャネル)、唇に立体感を与えるヌーディカラー。ジェル状の膜で色もち&ツヤをキープ。&be シアーリップ ネイキッドベージュ ¥2,200(Clue・3月30日発売)

「今季のメイクに絶対外せない、肌のトーンと同じぐらい白みのあるベージュのリップ。ただし、大人になればなるほど、肌色がくすんでくるので、白み系の取り扱いには注意が必要。だから必ずセットで行ってほしいのが、チークで肌のトーンを上げること。あくまでも自分の肌の血色を補うイメージなので、チークはピンクやベージュ系のカラーではなく、赤みのカラーをチョイス。頰に幅広く入れることで、フレッシュさと共に、少し火照ったような色っぽいニュアンスも」

▶︎ POINT 2 目元はサラッと影を足す程度。 黒のラインで目力は忘れずに

【使用アイテム】左から:シルバーがアクセントになった使いやすいブラウン系。アディクション ザ アイシャドウ パレット 107 ¥6,820(アディクション ビューティ・限定品)、汗や涙に強いのに、お湯で簡単オフが可能。ラブ・ライナー リキッドアイライナー ブラック ¥1,760(msh)

「チークを広範囲で塗っている分、アイシャドウまで盛ってしまうとトゥーマッチ。広めチークとのバランスを取り、アイメイクは削ぐのが正解。アイシャドウはベージュとブラウンをレイヤードしつつも、あくまでも影を足す程度にとどめて。そしてその分、黒のアイライン&黒マスカラで締めるのは忘れずに。大人の目元は年々、フレームがぼやけてしまいがちなので、ラインレスだと抜け過ぎてしまう。細く黒ラインを入れるだけでも、顔立ちにメリハリが生まれるよ」

HOW TO MAKE-UP

ローズとレッドの偏光パールがきらりと輝く。THREE ネイルポリッシュ X67 ¥1,980(THREE)

SKIN
ツヤ質感の下地+ファンデーションを顔全体に。

EYE
アイメイクは陰影をプラスする程度でOK。アイシャドウパレットの右上のベージュをブラシに取り、上まぶたのアイホール全体に。目のキワから二重幅にぼかすように右下のブラウンをON。下まぶたには薄く右上のベージュで影を足す。目のキワに細く黒のリキッドアイライナーを。まつ毛はビューラーを使わず、上まつ毛のみ黒のマスカラを。

CHEEK
クリームチークを指に取り、小鼻横から頰全体になじませる。広めにのせるとはいえ、顔の側面までチークは塗らないのが、小顔見せのポイント。

LIP
リップブラシに口紅を取り、唇全体に塗る。上唇の山と下唇の底をきちんと塗ると、ぽってりとした印象に。

NAIL
ネイルは一度塗り。赤みがかったマホガニーブラウンが、手先を美しく見せてくれる。

河北裕介
人気ヘア&メイクアップアーティストでありながら、完売につき入荷待ちの商品が後を絶たないコスメブランド『&be』のプロデューサー。この春、大型の新製品の発売が控えているとのこと。乞うご期待!

photograph:EIJI HIKOSAKA[makiura office](model), KAZUTERU TAKAHASHI[KONDO STUDIO](still) styling:AKIKO KIZU hair & make-up:YUSUKE KAWAKITA model:ERIKA MORI illust:YOSHIFUMI TAKEDA text:EMI TANIGUCHI

otona MUSE 2024年3月号より

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