1. トップ
  2. 恋愛
  3. 会社の人と「仲良くしなきゃ」と思い込んでいた…呪縛が解けた瞬間

会社の人と「仲良くしなきゃ」と思い込んでいた…呪縛が解けた瞬間

  • 2024.2.11

著者・中村こてつ(@kotetsu_n)さんは「誰とでも仲良くなれる性格だ」と自負しています。ところが、転職先で出会った先輩社員の女性と初めて「合わない」と感じてしまいます。当時、会社での女性社員は2人だけだったのですが、関係は悪化していく一方で…。『どうしたって合わない人間はいると学んだ』をダイジェスト版でごらんください。

イライラの原因は「わたし?」

転職先の職場で出会ったAさん。職場には女性社員は2人しかおらず、「仲良くしなきゃ」と思っていました。ところが、当初から「合わない」と感じたうえに、2人はささいなことで対立してしまいます。

当時、給湯室で湯飲みや布巾を洗うのは女性の役目でした。他にも、仕事で使う機器を充電するなど、こまごまとした雑用は2人で分担しておこなっていました。ところが、どうやら「マイルール」があるAさん。そのルールに、こてつさんがそぐわない行動をしてしまうと、「大きな音を出す」というカタチでイライラを表現するように…。

さらに、Aさんの行動はエスカレートします。

上司の指示だけど…

「大きな音をだす」嫌がらせはエスカレート。上司からの指示で、仕事を手分けして分担することとなりました。すると、イライラを隠そうとしないAさん。課長も察した様子です。

こてつさんはAさんとの関係に悩み「仕事が楽しくない」と感じるようになってしまいます。そこで、当時は彼氏だった今の夫へ、グチをこぼします。すると、今まで考えたことがなかったことを言われ、驚きます。

当たり前に「仲良くしなきゃ」と思い込んでいた

Aさんと「合わない」ことに悩み、とうとう「仕事が楽しくない」と感じるようになってしまった こてつさん。ところが、「仲良くしなくていい」というアドバイスを聞き、目からウロコの思いでした。夫の言葉がきっかけで、Aさんとの関係を割り切れるようになります。

本作では、「同じコミュニティの人とは仲良く」という概念をもっていた主人公が、社会にでて初めて「合わない」と感じる人と出会い、人間関係について学んだできごとが描かれています。

わたしたちは、学校や職場、地域など、さまざまなコミュニティに属していますね。気が合う仲間が見つかることもあれば、合わないと感じる人がいるのは当然です。人の価値観はそれぞれ。否定ばかりしていては、険悪になってしまう一方です。平和に過ごすためには、ある程度の距離感は必要ですね。

著者:ももこ

元記事で読む
の記事をもっとみる