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台風の中「市役所行ってきて」行きずりの介助で大変な目に遭う|困っている人を助けたら

  • 2024.2.10

この作品は、作者・まいかわセミ(@semi_no_mai)さんが、困っていたおじいさんを手助けをしたときの実際のエピソードです。おじいさんの重たい荷物を持ち、電車にのり目的地に案内しましたが、おじいさんの要求は続きます。デパートで車いすを借りると、次はまさかのトイレの介助まで...!さすがにここまでやれば十分と思ったまいかわセミさんでしたが、ここでおじいさんの手助けを終えることはできるのでしょうか。「困っている人を助けたら」第4話をご覧ください。

一連のおじいさんの要求を見ると、お手伝いを通り越し、まいかわセミさんのことを一切無視した横暴にも思えます。しかし2人きりの状況で、身体が不自由だという人に要求されている中、まいかわセミさんは冷静になりにくかったのかもしれません。

どんどん要求がエスカレートしているおじいさん。人助けは良いことではありますが、こういうケースもあると思うと「2人きりにならない」「周囲からのサポートを求める」ということの大切さを感じますね。

人助けは無理せず、自分を最優先に

駅で男性から手助けを求められたまいかわセミさんは、快く手を差し伸べることに。しかし、おじいさんの要求はちょっとした介助にとどまらず、トイレ介助や買い物など日常の世話も求められる結果になってしまいました。

まいかわセミさんに直接危害を加えられることはなかったものの、怖い目にあう可能性も十分にありました。いくら身体が不自由な男性とはいえ、2人きりでの行動は危険ですね。一連の要求に応え続けた結果、まいかわセミさんの帰宅時間はとても遅くなってしまったといいます。駅ならば駅員を呼ぶ、店内ならば係員を呼ぶなど、2人きりにならないように対応したいものですね。

子どもたちにも「困っている人は助ける」という行動は伝えたい一方、時に犯罪に遭う危険性があることも伝えなくてはなりません。子どもが1人で対応せずに周囲の大人を呼ぶ形で手助けをするなど、自分の安全を守るための約束もしておくと良いですね。

著者:ume

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