当てはまったら危ない!? モラ男が交際前に送る「危険なLINE」

付き合った彼がモラハラ気質…は、意外と耳にする話です。「あの人なら、大丈夫なはず」とお付き合いを決めても、親しくなるにつれて本性を現す事例も少なくありません。モラハラタイプは外面がいい人も多いので、交際前には本性を見抜きにくいのも傾向です。しかしよーくLINEを観察すると、モラ男の本性が垣間見えている場合もあるので、お付き合いをする前には、しっかりチェックしておきたいところです。元議員であり女性の心に寄り添うメンタル心理カウンセラーの並木まきが、モラ男が交際前に送るLINEに多い危険な兆候を解説します。

1：どうでもいいことで張り合ってくる

お付き合いをする前には、他愛もない雑談でコミュニケーションを深めるのが、男女の恋愛前の段階における一般的な流れ。相手がどんなことに興味があって、どんなことを大事にしているのかなど、相性を見極めるうえでも、こういったコミュニケーションはとても大切です♡ けれどモラ男は、いわゆる「どうでもいい話題」でも、相手の言うことを黙って聞くのが大の苦手。自分のほうが上だと言わんばかりに、些細なことでも張り合おうとして、ボロが出ているケースが散見されます。彼らは、他愛もない話でも自分がマウントを取れると思うと、黙って聞き流すことができないために、ついうっかり「いい人」の仮面が外れてしまうのでしょうね。

2：なんでも論評しないと気が済まない

年上のモラ男に多い傾向なのが、雑談レベルの話題なのに、なんでも論評しないと気が済まない気質です。こういうタイプはインテリ風の知的男性に見えなくもないのですが「俺のほうが上」をチラつかせるのは、もはや本能的なもので、モラハラ気質だからこそ黙っていられないと見たほうがいいでしょう。論評をするからといって、頭がいいとは限りません。自分が優位に立たないと気が済まないだけなので、間違ったことを言っているケースもありますし、ただただその場で自分のほうが優位だと誇示したいだけなのです。

モラハラ男とは無縁だった女性ほど、モラ男の兆候も見逃しがちです。少しでも「あれ？」と違和感を覚えたら、一歩引いて冷静な目で相手を観察したいですね♡

書いたのは

並木まき。元市議会議員・時短美容家（一般社団法人 時短美容協会・代表理事）。20代から魑魅魍魎（ちみもうりょう）な人間模様への分析を生かし、美容や恋愛に関するコラムを女性誌を中心としたさまざまな媒体に寄稿。