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ノスタルジーに浸る旅。小樽の魅力を体験し尽くすホテル【OMO5小樽 by 星野リゾート】

  • 2024.2.11
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歴史ある港町小樽を楽しみ尽くす街ナカホテル【OMO5小樽(おも)by 星野リゾート】。小樽市が指定する歴史的建造物をリノベーションした建物はノスタルジー満点。ランプが灯る夜のラウンジや “寿司の街” 小樽のお寿司屋さん巡り、そしてローカルな地元市場のお惣菜やモダンなスペイン料理が並ぶ朝食ビュッフェなど「小樽が楽しい!」をギュッと詰め込んだホテルです。

小樽を満喫するホテル

小樽の街には昭和初期の古い建物が点在し、北の大地を味わいつくす飲食店や観光スポットがそろいます。街歩きはもちろん、ホテル滞在中も小樽の魅力を味わえます。

ノスタルジーに浸る旅。小樽の魅力を体験し尽くすホテル【OMO5小樽 by 星野リゾート】

▲AIRDO(エア・ドゥ)で北海道へ

エア・ドゥで北海道に向かうとき、いつも楽しみにしているのが機内サービスのドリンク。私はスープ派で、北見産のタマネギを使ったオニオンスープが大好きです。今回のフライトでは、ほたてスープをいただきました。道産のほたてスープは旨味たっぷり。一足早く北海道の味を満喫して、気分が上がる旅の始まりです。

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▲ホテルは小樽駅から徒歩9分ほど <画像提供:星野リゾート>

2022年1月にオープンしたOMO5小樽は、昭和8年(1933年)建築の “旧小樽商工会議所” をリノベーションした南館と、新築した北館からなるホテルです。歴史的建造物に泊まれる貴重な機会をぜひ楽しんでみてください。

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▲OMOの後にある数字はサービスの幅を表します <画像提供:星野リゾート>

星野リゾートの街ナカホテル「0M0(おも)」は、旅の目的や過ごし方、予算などに合わせてホテル選びが可能。全てのOMOに共通するのは「ご近所ガイドOMOレンジャー」、周辺の観光スポットや飲食店を印した「ご近所マップ」、自由に使えるラウンジ「OMOベース」です。

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▲落ち着いた雰囲気のフロント

フロントカウンター背後の壁はボルドーレッドに染められ、柔らかに湾曲したモダンな造り。カウンターの下には、旧商工会議所で使われていたオイルヒーターが収められ、北国の雰囲気を伝えます。

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▲北館1階のパブリックスペース「OMOベース」

ロビーの奥には小樽観光に役立つ「ご近所マップ」のほか、旧小樽商工会議所から移設した鉄の防火壁や分電盤、消防用のホースを納めた屋内消火栓設備、商工会議所の職員が利用したカギ置き場など、古き良き時代の記憶を残します。

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▲ホテルのスタッフがおすすめのお店を紹介する「ご近所マップ」

ホテルのスタッフが自ら訪ねたおすすめのお店をカードにして、旅の参考にする「ご近所マップ」。お食事処やディープなスポットなどが紹介され、QRを読み込めばグーグルマップにアクセスします。食事やお土産購入の参考に役立ちますよ。

ノスタルジーに浸る旅。小樽の魅力を体験し尽くすホテル【OMO5小樽 by 星野リゾート】

▲ロビーの一画にある「オルゴールライブラリー」

ノスタルジックな小樽の街に似合うオルゴールの音色。「オルゴールライブラリー」には、日本最大級の品ぞろえを誇るオルゴール専門店「小樽オルゴール堂」が選んだ数々のオルゴールが置かれます。ロビーはもちろん、自室に持ち込んで聴くことも可能。特に南館の客室は天井の高さが3m以上あるので、オルゴール独特の響きを楽しめます。

スキーヤーやスノーボーダーにうれしいサービス

冬はスキーにも力を入れる星野リゾートの各施設。「乾燥室」の前にあるマップには、「キロロスノーワールド」や「小樽天狗山スキー場」など6箇所のスキー場の積雪情報を表示。冬はキロロをはじめ近郊スキー場へ直通する送迎バスも運行しています。

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▲ゲレンデ情報マップ

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▲WAX BARを用意する乾燥室

乾燥室には雪温プラス15度からマイナス30度まで適応可能なスノーWAXが用意され、自由に使えます。この日はオーストラリアからのスキーヤーたちが乾燥室を利用していました。

ノスタルジックな南館ステイ

旧小樽商工会議所を改装した南館に泊まるなら、館内散策も楽しんでみましょう。廊下は高い腰板が張り巡らされた白壁のアンティークなたたずまい。石造りの階段など、昭和初期の小樽にタイムスリップしたような雰囲気です。

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▲歴史が感じられる南館の廊下

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▲ほぼ当時のままの階段も残ります

南館の1階と2階をつなぐ階段は重厚な御影石の手すりで、交易やニシン漁で隆盛を極めた時代をしのばせます。

小樽の歴史が伝わる客室

客室は旧小樽商工会議所をリノベーションした南館の重厚でクラシックな部屋と、ホテルオープン時に新築された北館のカジュアルな客室があり、1名から3名まで泊まれる全92部屋を用意します。ここでは一番広い45平米の「デラックスルーム」を紹介します。

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▲南館のデラックスルーム

重厚なウッド調のデラックスルームには、天井の廻り縁や壁などを装飾するモールディングがほどこされ、窓枠も当時の物が使われます。高い天井や大きな窓からは90年前の建物の趣や、建築当時の小樽の豊かさが伝わります。部屋の一画には広いソファが置かれ、棚には食器も用意されるので、周辺のお店で購入したグルメやお酒を楽しむには最適の客室です。

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▲南館の客室は水回りがセパレートタイプ

ダブルベイシンの洗面を備えるのはデラックスルームのみ。南館の客室には、寒い季節に重宝するタオルウォーマーも備えます。

“寿司の街”小樽を満喫

古くはニシン漁で栄え、郊外には漁港がある小樽。新鮮な海の幸に恵まれることから、市内には120件ものお店がある “寿司の街” です。この日の夕食は、ホテルのスタッフにおすすめのお店を教えていただきました。

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▲小樽寿司屋通りにある「寿司和食しかま」

いただいたのは、お店の看板メニュー「しかま握り」。カンパチ、中トロ、ボタン海老、サーモン、数の子、いくら、雲丹、ズワイガニ、ホタテ、ホッキが並びます。脂がのった中トロやとっても甘いボタン海老など、北国の海の幸を堪能しました。

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▲「しかま握り」

大きなお椀で提供される「あら汁」は、ジャガイモが入っているのも北海道らしさ。日によって内容が変わりますが、この日は海老の出汁がしっかり出ているお味噌汁。じゃがいものほっこりした甘味と魚介の旨味で、身体が温まる一杯でした。

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▲しかま名物のあら汁

夜を愉しむ「灯る小樽ナイトラウンジ」

南館の3階には商工会議所の大会議室をリノベーションした「OMOカフェ&ダイニング」があって、レストランや朝食会場として使われます。夜になると「灯る小樽ナイトラウンジ」が開催され、フリードリンクのほか有料でお酒やおつまみを提供。20分ごとに演奏されるアンティークオルゴールの音色が、レトロな店内に似合います。

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▲オイルランプがロマンチックな光を投げかける「灯る小樽ナイトラウンジ」

「灯る小樽ナイトラウンジ」は21時から23時30分まで(ラストオーダー23時)。1901年に創業した「北一硝子」のオイルランプが店内を照らします。ゆらめく炎を眺めながら普段と異なる特別なひと時を過ごせます。

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▲アンティークオルゴールの演奏

店内には100年以上前に制作されたアンティークオルゴールが3台置かれ、約20分おきに演奏します。写真は、1890年代制作のドイツのポリフォン社製のオルゴール。高い天井に反射する独特の音色に郷愁をそそられます。

ナイトラウンジでは「小樽麦酒」のオタルエールをチョイス。フルーティなホップの味わいとすっきりした飲み口のビールでした。

ノスタルジーに浸る旅。小樽の魅力を体験し尽くすホテル【OMO5小樽 by 星野リゾート】

▲ご当地ビールを楽しむ

朝食はスペイン料理と小樽ローカルを満喫

朝食会場も「OMOカフェ&ダイニング」。スペインには古城や宮殿、修道院などの歴史的建造物をホテルとして利用する「パラドール」という施設があることから、古い建物を使ったOMO5小樽でもトルティージャやチュロスといったスペイン料理を用意。さらに “小樽の台所” として地元で愛される「南樽市場」のお惣菜などローカルな味も楽しめます。

ノスタルジーに浸る旅。小樽の魅力を体験し尽くすホテル【OMO5小樽 by 星野リゾート】

▲朝食会場「OMOカフェ&ダイニング」

5mもある高い天井と華やかなシャンデリアが飾られたレストラン。テンションの上がる朝食の始まりです。

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▲朝食はビュッフェスタイル

彩り豊かでフォトジェニックな料理が並ぶビュッフェは、カメラ必須の華やかさ。料理の遊園地と言える楽しさです。

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▲オープンキッチンもあって、出来立てのメニューも並びます

カリカリに焼いたパンに完熟トマトやニンニクを擦り付けた「パンコントマテ」は、スペイン・カタルーニャ地方の名物料理。薄くスライスされた生ハムが添えられ、上品な塩味が加わります。

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▲カタルーニャ地方のご当地パン「パンコントマテ」

海の幸を美しく盛りつけた「パフェチラシ」は、海鮮や野菜、酢飯などが何層にも重なって彩り華やか。イクラもたっぷりトッピングしたゴージャスなチラシ寿司です。

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▲フォトジェニックな海鮮「パフェチラシ」

小樽市民の台所として親しまれる「南樽市場」の総菜を何種類も味わえるのもポイントです。いかザンギや煮しめ、タケノコの味噌煮ほか、煮物なども種類豊富。肉厚のさばの味噌煮はとても美味しかったです。

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▲小樽ローカル。「南樽市場」のお惣菜は多彩な味をよりどりみどり

可愛らしいパンもフォトジェニック。紅茶マフィンやあんバターパン、クロワッサン、いちごディッシュなど毎日10種類ほど用意。どのパンも可愛らしいミニサイズなので様々な味を試せます。

ノスタルジーに浸る旅。小樽の魅力を体験し尽くすホテル【OMO5小樽 by 星野リゾート】

▲ずらりと並ぶ可愛らしいパンたち

タイミングが合えば、チュロスを揚げるところを見られます。出来立てのチュロスはサクサクの食感で、チョコレートソースに浸していただく本場スペイン流の食べ方です。

ノスタルジーに浸る旅。小樽の魅力を体験し尽くすホテル【OMO5小樽 by 星野リゾート】

▲揚げたてのチュロス

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▲フレーバーウォーターやソフトドリンクが並ぶドリンクコーナー

スペイン料理やご当地料理など、朝から満足感いっぱいの朝食でした。

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▲見た目にも華やかな朝食の完成!

小樽の街を楽しみつくすなら【OMO5小樽 by 星野リゾート】こそおすすめのホテルです。雰囲気たっぷりの館内や飲食店の案内、美味しい朝食など、想い出作りにピッタリ。別のページで小樽を楽しむアクティビティも紹介します。ぜひチェックしてみてくださいね。<text&photo:湯川カオル子 予約・問:星野リゾート https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/omo5otaru/>

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