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【漢字】「四条通=よんじょうどおり」は間違い!実は読めない京都の漢字5選

  • 2024.2.10

京都では、超メジャー観光地を除けば、思わず読み間違えてしまう寺社名や地名があります。ですがそんな時、京都では中心部を東西南北に走る「通り名」が読めると、行動の味方になってくれるものです。
そこで今回のテーマは、「読めると安心 京都の通り名」です。まず前編では「東西(横)」の通りを5つ紹介します。すべて読めるでしょうか?

1.「四条通」

なんて読む?

正解:「四条通(しじょうどおり)」
現在の京都の最もにぎやかな通り。東の八坂神社から西の松尾大社まで通じています。「よんじょう」「よじょう」と読まないように。京都を南北を貫く、地下鉄烏丸線の「四条駅」があります。

2.「御池通」

なんて読む?

正解:「御池通(おいけどおり)」
地下を地下鉄東西線が走る、市街地中心部では最も幅の広い通りです。歩道には自転車専用レーンもあって走りやすく、歩行者も安心です。

3.「夷川通」

なんて読む?

正解:「夷川通(えびすがわどおり)」
京都御所の南、二条通の一本北側を走る通り。もともと家具店が多く集まっていましたが、新たなショップも進出し、インテリア通りとして注目されています。

4.「姉小路通」

なんて読む?

正解:「姉小路通(あねやこうじどおり)」
「御池通」の一本南の通り。歴史を感じさせる雰囲気のある店が立ち並び、アンティーク通りとも言われます。

5.「蛸薬師通」

なんて読む?

正解:「蛸薬師通(たこやくしどおり)」
「蛸薬師」とは観光客でにぎわう「新京極」にある、永福寺の本尊薬師如来の俗称。一本北には、京の台所「錦小路」もあり、こちらも人通りが多い通りです。

いかがでしたか? 平安京以来の通りを踏襲している京都の「碁盤の目」の通りは、実際に歩くと、表示板もあちこちあって実にわかりやすい。わからなくなって道を尋ねる際も、通りの名を正確に読めることはマストです。では、今回はこのへんで。

《参考文献》「広辞苑 第六版」(岩波書店)/「難読漢字辞典」(三省堂)/「京都・観光文化検定試験 公式テキストブック」(淡交社)/「京都 地理・地名・地図の謎」(実業之日本社)/「ハンディマップル 京都詳細便利地図」(昭文社)

文/田舎教師 編集/菅谷文人(CLASSY.ONLINE編集室)

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