2月10日「みずがめ座・新月」破壊＆再生パワーでなりたい自分に生まれ変わるチャンス！

自由で革新的なみずがめ座の「新月」

2月10日（土）午前7時59分頃に、月はみずがめ座の位置で「新月」を迎えます。29.5日周期で満ち欠けを繰り返している月は、新月と満月の日に強いパワーを持ち、そのパワーは新月と満月を迎えたときに月が位置している星座の影響を強く受けます。

今回、新月を迎えるみずがめ座とは、どのような星座なのか？みずがめ座は12星座の中で11番目の星座です。トップバッターのおひつじ座が生まれたばかりの赤ちゃんであるのに対して、11番目のみずがめ座は、いろいろなことを学んで考えたうえで、身体的にも精神的にも円熟期を迎えた大人。もっとわかりやすく言うと、定年を迎えた初老。その域に到達すると、残りの人生のことを考えて、社会の中にいる自分というよりも自分の内面を見つめるようになります。

社会のしがらみからも解放された状態であるため、みずがめ座はとても自由な存在であり、誰に対しても平等。性別、年齢、国籍といった枠にとらわれず、価値観がボーダーレスなのが特徴です。そういった意味でとても革新的なマインドなのですが、自分の考えがしっかりある分、頑固な面も。人に理解してもらえないことが多いのも、これが理由です。そんなみずがめ座の影響を受ける新月は、自由で革新的なパワーに満ちているのです。

冥王星の影響を受ける「新月」

実は、2月10日に流れる自由かつ革新的なパワーを後押ししてくれることが、少し前に起こっていました。それは、1月20日に起こった「冥王星（めいおうせい）」が、みずがめ座へ移動したこと。

地球上の出来事は、太陽や月、火星など10ある天体の影響を大きく受けているといわれています。その中でも冥王星は太陽から1位2位を争うほど遠い位置を運行している天体です。約248年もの時間をかけて12星座を一周します。その冥王星が約16年間もやぎ座に滞在した後、1月20日にみずがめ座へ移動したのです。そして、約20年間てんびん座に滞在します。この説明で、冥王星の移動がどれほど一大事なのかがお分かりいただけたはず。

この冥王星が意味するものは、破壊と再生。破壊という言葉を聞くと恐怖を感じてしまうかもしれませんが、ただ破壊が起こるだけでなく、一緒に再生もされるところがポイント。つまり、大きな変化が起きて新しい姿としてアップデートされると考えるといいかもしれません。

つまり、今回の新月は、みずがめ座の自分かつ革新的なパワーにプラスして、冥王星の破壊＆再生パワーが働くということ。目に見えるところ、目に見えないところの両方で大きな変化があるでしょう。その力を上手に使えば、現状を打破して新しい自分へ生まれ変わることも可能。現状に満足している人も、この力でよりアップデートできる可能性が大きいのです。

みずがめ座の「新月」開運アクション1：不満から理想とする姿を導き出す

「なんとなく今の状態は嫌だな……」と思いながらモヤモヤしている人は多いはず。ですが、どうなったら幸せなのかを明確に答えられる人は少ないもの。まずは、現状の何が嫌なのか、そしてどうなりたいのかを明確にすることから始めましょう。

ノートを用意し、現状に対する不満を思いつく限り書き出してみましょう。「もうこれ以上は書けない」という状態になったら、その不満に感じていることがどう変化したらあなたは幸せなのかを、1つひとつ考えていきましょう。不満が解決した後が、あなたが理想とする姿です。

もちろん不満を書き出す作業を飛ばして、理想の姿を想像してもいいかもしれません。ただ、それはただの夢物語になってしまうことも。夢物語が絶対にかなわないという訳ではありませんが、今の自分をアップデートさせることを考えたほうが道筋を立てやすく、自分を変えるきっかけを見つけやすいでしょう。

みずがめ座の「新月」開運アクション2：自分の見た目を大きく変えてみる

変えたいことが内面的なことだったとしても、まずは自分の外見を大きく変えてみるといいでしょう。見た目が変わることで周りの反応が変わってきますし、鏡に映る自分を見るたびに、新鮮に感じられるはず。それが新しい風を運んできてくれるでしょう。

ロングヘアからショートヘアにしてみたり、いつもはベーシックカラーしか着ないのに、明るい色の柄物の服を新調してみたり、大きな部分を変えてみるのがポイント。「そこまで自分を変えるのはちょっと怖い……」って人は、メイクを変えてみるのもいいかもしれません。ただし、潔く変えることが、新月のパワーを最大限に味方につけることにつながります。

みずがめ座の「新月」開運アクション3：不要なものを手放す

新しく生まれ変わった自分には、過去の不要なものはもう必要ありません。不要なものはこの機会に潔く処分してしまいましょう。特に処分すべきは衣類。場所を取るだけでなく、それを着ることで、生まれ変わる前の状態へ引き戻されてしまうアイテムだからです。

もちろん、全ての服を捨てなさいといっている訳ではありません。長く使わなかったものや、「これって必要だっけ？」と疑問に思ったものは捨てたほうがいいでしょう。また、服以外でも不要なものはどんどん捨てるべき。物が少ない部屋に暮らすことで思考がすっきりし、自分の望むものや方向性も明確になってくるはずです。

ここ最近の新月の中でも特に強いパワーがある2月10日のみずがめ座の新月。現状打破したいのなら、このチャンスを逃さないでくださいね！

（水浦裕美）