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女性への固定概念が変わった!強く生きる“30・40代女性”が主人公のドラマが人気のワケ「重みが違う」

  • 2024.2.9
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女性への“古臭い”固定概念が消えていっている。

最近、30・40代の女性たちが主人公のドラマが人気を得ている。既存の作品でも30代女性が主人公のドラマはよくあったが、それでも男性中心のアクションジャンルと比較するとそれほど注目をあびなかった。

それにもかかわらず、最近作られている女性主人公のドラマは、ありのままの姿で自分の夢と欲望を語る。

最近話題のドラマを見ると、それぞれ異なるストーリーと人物だが、30・40代の女性が中心の物語だ。女優イ・ハニ、チャン・ナラ、パク・ミニョンの年齢と経験値で積み重ねた実力は、20代女優たちの愛らしさとは重みから違う。

イ・ハニ、朝鮮時代の主体的な女性

コミックアクション時代劇『夜に咲く花』(原題、MBC)は、ヒロインが年を取らないという長年の不文律を破り、全世代の視聴者から愛されている。

朝鮮時代は未亡人の結婚を禁止する法律があったため、15年もの間、寡婦として過ごすチョ・ヨファ(演者イ・ハニ)は白装束を着て、姑のユ・グムオク(演者キム・ミギョン)と義姉のソク・ジェイ(演者チョン・ソリ)の顔色を伺いながら生きている。しかし、彼女は夜になると、生活が苦しい国民の家に密かに食糧を持っていく正義の味方だ。

家父長制の社会に自分を閉じ込める限界から抜け出そうと努力し、危険にも真正面から挑む。そのためか、華やかでドラマチックなストーリー展開、そしてアクションとコミックに長けたイ・ハニの存在感が大きく目立つ。

イ・ハニ
イ・ハニ(写真=MBC)
チャン・ナラ、私を取り戻そうとする強い女性

チャン・ナラも最強の女性主人公として孤軍奮闘している。

ドラマ『私のハッピーエンド』(原題、TV朝鮮)は、自分の本当の幸せを取り戻すため、これまで目を背けいていた自分と向き合うソ・ジェウォン(演者チャン・ナラ)の凄絶な奮闘記を描いた。

チャン・ナラは、ジェウォン役を演じ、自分の位置を取り戻そうとする厳しい努力と共に、起伏の激しい感情を表情と目つきであらわし、視聴者を魅了している。

40代の社会人女性の日常が繊細にドラマに描写されたのは、女性を表現する古臭い概念が消え、まさに現実が反映された結果だ。

チャン・ナラ
チャン・ナラ(写真=TV朝鮮)
パク・ミニョン、浮気した夫を捨てて新しい人生を生きる女性

『私の夫と結婚して』は末期がんを患い、余命宣告までされたカン・ジウォン(演者パク・ミニョン)が親友のチョン・スミン(演者ソン・ハユン)と夫のパク・ミンファン(演者イ・イギョン)の不倫を目撃した後に殺害されるが、亡くなった父親(演者チョン・ソギョン)の魔法(?)によって人生2回目を生きることになった運命開拓ドラマだ。

不倫と裏切りというテーマはドラマでよく使われるが、それでも依然として人気のジャンルだ。夫と親友に裏切られたカン・ジウォンが人生を再びやりなおせる絶好の機会を得て、自分を不幸に導いた過去を清算し、明るい未来に進む過程に集中している。

過去に戻ったカン・ジウォンは、洗脳を受けながらも愛したパク・ミンファン、優しいふりをしながら、自分を悪い方向に導くチョン・スミンをくっつけ、自分から離していく計画を着々と遂行していく。不倫という関係で繋がった3人の男女の言動を通じて、人間の偽善を赤裸々に暴く話法は挑発的で果敢だ。

パク・ミニョン
パク・ミニョン(写真=tvN)

(記事提供=OSEN)

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