嫁が実家に行くと「長男の嫁なら控えなさいよ」嫌な顔をする姑 → "孫の一撃"で意気消沈──！？

経済的な理由から、二世帯住宅で義両親と一緒に住むことを選んだ私の友人A子から聞いた話です。同居開始早々、やさしかったはずの姑の態度に変化があり……。さらにはとんでもない言葉を浴びせられて！？

同居開始と同時に姑の態度が一変！ さらには夫の転職で……

A子は夫と6歳の息子、そして夫の両親と二世帯住宅で暮らしています。同居前は気遣いのできる、やさしい姑だと思っていたのですが、いざ同居を開始するとA子に小言を言うことが多くなりました。「靴はちゃんと揃えさせないと」「ずいぶんと朝は遅いのね」など姑から嫌味の毎日。
「これ一緒に持って行ってくれる？」とゴミを出すのもいつの間にかA子の担当になっていたり、アレやっといてコレやっといてと召使扱いされるのも耐えられませんでした。

しかも、A子の夫は最近転職したため、平日に休みはあるものの土日に家にいない日が多くなってしまい……。どうしても気を遣ってしまう義両親とできるだけ離れたいA子は、夫のいない土日に息子を連れて実家に行くことが多くなっていきました。

週末実家に帰ると……姑からとんでもない一言が！

A子の実家には高齢の祖母がいます。両親が共働きだったこともあり、おばあちゃん子だったA子。祖母にひ孫の顔を見せたい、自分も祖母に会いたいという思いも重なり、頻繁に実家に帰っていたのですが、姑はあまりよく思っていないようでした。

ついには面と向かって「最近実家に行きすぎじゃない？ 長男の嫁なんだから」と言われてしまいました。時代錯誤もいいところ……。

孫の一言に姑は意気消沈！？

姑はA子を実家に行かせないため、週末になると息子と一緒に遊ぼうとします。
「今日はおばあちゃんと遊ぼうよ～」「スーパーでお菓子買ってあげるよ～」と朝から必死な姑。

しかし、姑は息子に「〇〇（A子の実家のある都市）のばあばと遊ぶ方が楽しい！」「ばあばはママにいじわるするからイヤだ！」と言われてしまい……。悲しそうな表情を浮かべ、意気消沈した様子の姑。結局A子たちはまた、実家に遊びに行くのでした。
A子は「子どもにも姑の性格の悪さが分かるのだな」と感心。息子の一言でスカッとして、救われました。

この件以降、姑からA子への嫌味は減ったそう。もしかしたら嫉妬されていたのかもしれませんね。A子さんが以前のような優しい姑と気持ちよく同居生活ができるよう祈っています。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター：ichika.K