ママ友が帰った後 → 私「ネックレスが無い！」窃盗ママに"ある罠"を仕掛けた結果──！？

自宅で開催するママ友会はゆったりと過ごせるのがメリットですが、厄介なトラブルが起きることも。知人のA子は、ママ友会後にネックレスが消えていることに気づきました。彼女はある奇抜なアイデアで、窃盗犯を追い詰めたのです。

ママ友会後にネックレスがなくなった！

A子が自宅でママ友会をしたときのこと。ママ友会後に引き出しからネックレスがなくなっていることに気づきました。
ママ友会は子連れ参加で慌ただしかったため、誰が引き出しに触れたのかわかりません。
自分の思い違いかもしれないし、かと言ってママ友に「盗んだ？」なんて聞けないし……。

ネックレスは安価なものだったため諦めようかとも思いましたが、ママ友がやったことならこのままにはしておくのも問題です。
悩んだA子はある方法に出ることにしました。

ママ友に仕掛けた罠

ママ友たちと集まったとき、A子は重々しい口調で切り出しました。
「つけると不幸なことが起こるネックレスがいつの間にかなくなったの。けがをしたり、金銭トラブルに巻き込まれたり、不吉だからお祓いに出そうと思っていたのに」と、いわくつきのネックレスがなくなったと伝えたのです。
「どこに行ったんだろう？ なくなってくれてある意味安心なんだけどね」と言い、みんなの反応をうかがいました。

ママ友B美の反応が怪しい！

ママ友たちは「それ本当？」「気持ち悪い！」と疑ったり気味悪がったりしましたが、B美だけは青い顔をして終始無言。これはB美が何か知っていそうです。
どう対応しようか考えていたら、後日A子の自宅ポストに封筒に入れたネックレスが放り込まれていました。
元々大ごとにするつもりはなかったA子。モヤモヤは残りましたが、返却されたし、これで収拾をつけることにしました。
ところが、話はここで終わらなかったのです。

数日後、事件が！？

その数日後、B美の子の娘が転んで骨折したのです。
B美はネックレスが原因だと思い込んでパニックに。「ごめんなさい！ 出来心で持って返っちゃったの！ 許してください！」と必死に謝ってきたのです。
不幸を呼ぶネックレスなんて真っ赤な嘘。骨折は偶然で、A子は困惑しました。

A子は考えた末、B美の今後を考えてネタバレしないことにしました。
「ネックレスはお祓いに出しておくから。でもまた盗みを繰り返したら、今度は何が起こるかわからないよ」と脅したのです。
B美は何度も頷き、反省した様子を見せました。これで本当の一件落着です。
A子は「嘘から出た実ってこういうことか！」と驚いたそうです。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター：江田愉子