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娘へのお下がりが「男児服」嫌がる夫と肯定派の妻がぶつかる|妻は娘に無頓着

  • 2024.2.8
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この漫画は、神谷もち(@神谷もち)さんの友人・竹子が子育てを通して「無意識のうちに親の価値観を刷り込まれて育った」と気づくまでのお話です。竹子の友人から届いた子ども服は、全て男の子向けと思われるものでした。しんごは、さつきが大きくなって写真を見返した時にかわいそうだから着せたくない!と主張します。これが竹子の逆鱗に触れます。『妻は娘に無頓着』第11話をごらんください。

大切な一人娘に、かわいい服を着せたいと思っている夫のしんご。いくらきれいな状態でも男の子向けに見える服を娘に着せることには、抵抗があるようです。そのことを、竹子に伝えると激怒されてしまいました。

「どんな服をわが子に着せるか」という視点だけでも、夫婦で価値観はかなり異なるようです。どちらが正解・不正解ということはありませんが、お互いの考えに耳をかたむけてすり合わせることができるといいですよね。

無意識にやっているかもしれない「価値観の刷り込み」

大人になってから幼いころを思い返すと、「気づかぬうちに親から価値観の刷り込みを受けていた」と感じたことはありませんか?この漫画に登場する妻・竹子もその1人でした。竹子はサバサバした性格でおしゃれにも興味がありません。そのため、娘・さつきにもボロボロの古びた服やお下がりを着せていました。何にお金をかけるか、こだわるかは人それぞれですが、竹子は夫・しんごから「娘にかわいい洋服を着せたい」と言われても、意見を聞き入れることはありませんでした。

一方、娘のさつきは成長とともに自分の価値観を持ち始めます。「ピンク色の服を着たい」「髪を伸ばしたい」と号泣する娘を前に、竹子は今まで娘の気持ちをはねのけて、自分の価値観を強要していたことに気づきました。そして実は竹子自身も、幼少期に母親から価値観の刷り込みを受けていたのです。

『妻は娘に無頓着』は子育てにおける、子どもの価値観や意思の尊重について改めて考えさせられる作品です。子どもにさまざまなことを教え、伝える立場の親として知らず知らずのうちにやっているかもしれない「価値観の刷り込み」。自分はしていないか振り返ってみたいですね。

著者:kotti_0901

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