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【アナウンサー代表・森香澄さん&アイドル代表・市川美織さん】が教える好感度対策と処世術

  • 2024.2.8
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「職場で上司や後輩とうまくやりたい」「全方位モテしたい」と好感度を上げたい人のために、アナウンサー代表・森香澄さん&アイドル代表・市川美織さんの2人が普段から心掛けている考え方や好感度の高め方について根掘り葉掘りお聞きしました♪

自分が笑えば周りも笑い、私も元気になって相乗効果

出典: 美人百花.com

ーー好感度のために心がけていることは?

市川「好感度対策という感じでは考えてなかったですけど、常に笑顔っていうのはあるかなと思います」

森「私も生放送中とか、たまに事故で真顔が映っちゃったり、生配信していて切り忘れるということもあるので、常に笑顔は意識していますね」

市川「ただ、作り笑顔だと疲れちゃうから自分は『この世でいちばん小さくて可愛い人間なんだ〜、〝ちいかわ〟なんだ〜』って決めて、ずっとヘラヘラしています(笑)」

森「私も元々ポジティブな人間なので、嫌だな、疲れたなと思っていてもとりあえず笑顔でいれば自分自身を鼓舞できるというか。自分が笑っていれば周りの人も笑うので、それで私も元気をもらって、いい相乗効果がある気がします」

市川「あと、近くに怒ってる人がいたら、笑顔を振りまいて〝どうしたんですか?〟ってグイグイ聞きに行っちゃう」

森「勇者ですね(笑)。私は常に現場で何が起こってるかっていうのを把握することが大事だなと思っていて。特に、生放送中は言葉でスタッフさんと会話できないので、目で察して対処する必要があって、アナウンサー時代はそれを鍛えられましたね(笑)」

市川「頭脳派と行動派だね。私は気持ちを察することが苦手なので、直接聞いちゃう。先輩にも、臆せずグイグイ自分から話しかけるっていうのを心がけました。そこの壁を越えると可愛がってくださるので、〝今日のリップどこのですか? すごく可愛いです〟とか。興味を持っていますっていうことをアピールするっていうのかな?」

出典: 美人百花.com

森「私は、先輩によく相談していました。〝この人への差し入れは何がいいと思いますか?〟とか。先輩方も快く相談に乗ってくださったので、小さいことでもすぐ相談していましたね。後輩への指導はどうしてましたか?」

市川「例えば、練習をサボっている子がいたとしたら、褒めた上で悪いところは注意するかな。でも、それを言うためにも、私もサボらないで120%の力でやっているのを見せてから言わないと説得力がでない」

森「確かに。私も自分の体験談を盛り込んだアドバイスをしてました。あと理不尽なことを言わなければならなかったら、〝私もちょっと疑問なんだけど、こうしておいた方がうまくいくよ〟と、同志みたいな感じで、一緒に耐えようという共感を加えました。アイドルはセンター争いとかも大変だと思いますが、どう乗り越えましたか?」

市川「後ろで踊っていて悔しいと思う時期もあったけど、そういうふうに考えるよりも、自分に与えられた位置で一番輝ける方法を考えてがんばってました。ファンの方に〝なんであの子は後ろにいるんだろう、あの子を前にもっと出したいよね〟って思ってもらえるような存在になろうって」

森「私はずっと音楽番組につきたくて、知識を深めてアピールしても、それだけでお仕事が決まることは中々ないんです。それに最初は一喜一憂していて、〝私の方がこの分野を好きなのになんで?〟と思ったこともありました。でも単純に運とかタイミングなんですよね。それで自分にはどうしようもないことでストレスをためるのをやめようって。会社にいながらも、自分個人の力を強めていく方向に思考を切り替えました。それで、まだアナウンス部でやってる人がいなかったSNSをがんばることにしたんです。結果的に、配信のMCの仕事やYouTube関係の地上波の番組もたくさん舞い込んでくることになったので、それは自分で開いた道だなとは思います」

市川「すごい! 私はSNSが苦手。インスタもがんばっているけど、投稿が減るとフォロワー数も減るし。好感度って数字に表れるんですよ、本当に(涙)。ちなみに、今だから言えるんですけど、香澄ちゃんをTikTokで初めて見たときに苦手かもって思ったんですよ(笑)。やっぱり最初は可愛いからアラ探しをしようしたけど、頭も良くて可愛いからアラが何もない。見続けていくと、どんどん好きになるだけなんですよ(笑)。先入観で見ていたことを反省しました」

出典: 美人百花.com

森「うーん、自分では好感度ないと思うんですけど(笑)。アナウンサーは不特定多数に向けて発信しているという意識が常にあるので、どんな方も傷つけない文章は意識しています。例えば天気について投稿するときは〝雨嫌ですね〟ではなくて〝雨が降りそうですね〟みたいに書きます。雨が降ることは全員にとってマイナスではないので」

市川「炎上が怖くて何も書けない。誰にも嫌われない魔法の文章を教えて!」

森「うーん、誰にも〝嫌われない〟のはもう無理です(笑)。全員に好かれるのは無理だし、嫌われないのも無理だけど、傷つけない文章っていうのだけは意識しています。聞いた人がどう思うかなって1回考えて言い回しをちょっと変えるとか、〝あくまで私の意見です〟っていうふうにしますね」

市川「ちなみに、今日話してみてレモンになりたいって思ってもらえました?」

森「レモン……にはなりたくないです(笑)。お話を聞いていたら推しっていうより、姉さんみたいな印象で、後輩になりたいって思いましたね(笑)」

市川「それって推しより上だよね、姉さんは頼られてるもん。すごい好感度です!」

森さん・ボウタイニット¥15,400/レッセ・パッセ 市川さん・ニット¥9,460/MERCURYDUO(MERCURYDUO ルミネエスト新宿店) イヤリング¥3,740/マチルダローズ

Profile

市川美織さん

1994年2月12日生まれ。〝みおりん〟という愛称で、AKB48、NMB48で2018年までアイドルとして活躍。「フレッシュレモンになりたいのー」のキャッチコピーが有名で、広島レモン大使にも任命される。グループを卒業後、女優やモデル業の他、YouTubeなどクリエイターの才能も発揮。

森香澄さん

1995年6月16日生まれ。テレビ東京にてアナウンサーとして活躍したのち、2023年3月に退社。現在はMC業以外にも雑誌やドラマなど幅を広げて活躍中。明るく親しみやすいキャラと清潔感ある柔らかな雰囲気を持つ。TikTokが話題となり、自身のSNS総フォロワー数は120万人を突破。

掲載:美人百花2024年2月号「アナウンサーとアイドルの高感度対策と処世術」

撮影/小川健 ヘアメイク/森川誠(PEACE MONKEY) スタイリスト/柴﨑亜耶 モデル/森香澄、市川美織 取材・文/門脇才知有 再構成/美人百花.com編集部

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