趣味のハンドメイド作品に「もっと安くして！」「送料かからないでしょ」無茶な値引き要求にうんざり。しかも！？

少しでも得をしたいという気持ちは多かれ少なかれ誰にでもあるものですが、あまりにもケチだったりお金にうるさいと周囲に引かれてしまうことになります。今回は損得勘定だけで行動する厄介な女性とのエピソードを、友人が聞かせてくれました。

趣味のハンドメイドを見られて……

友人のA子は子育てをしながら、アクセサリーや小物を手作りしてフリマアプリで販売しています。

子育ての合間に細々とやっていることなので、あえて周囲の人には言っていなかったのですが、ある日1人のママ友が家に遊びに来たとき、しまい忘れていたハンドメイド作品を偶然見られてしまいました。

ハンドメイド作品を見たママ友は、A子が作ったものだということを知ると、すぐに「かわいい！売ってくれない？」と頼んできました。

知り合いだし、送料もかからないので、A子は普段フリマサイトで売っている価格よりかなり値引きした価格で売ってあげることに。

けれどママ友はその価格が不服だったようです。
あつかましく「送料かからないんだし、ラッピングもいらないから、もっと安くしてよ！」と失礼な物言い……。

A子は正直売るのが嫌になりましたが、どうしてもとせがまれ、仕方なくアクセサリーをいくつか売ってあげました。

しかし、それからしばらくしても、その時のアクセサリーをママ友が使っている気配はありません。A子はまさか……と思い、調べてみることに。

結果、ママ友が別の有名フリマアプリでA子の手作りアクセサリーを転売していることが発覚したのです！

少し珍しい素材を使っているということもあり、A子は一目でそれが自分の作ったものだと分かりました。
しかもママ友の設定している価格が高すぎて、全く売れていません。

腹が立ったA子は、すぐにママ友を問い詰めました。

するとママ友は謝るどころか、「売れるかと思ったけど全然売れないからもういいよ。商品は返すからお金も返して」とありえない主張をしてきたのです！

あまりの言い分にA子はドン引き……。

もちろん大切に作った作品をそのままママ友に持っていられるのも嫌ですが、全額返金するのもそれはそれで腹が立ちますよね。
そこでA子は「レンタル料もらうね！」と半額だけ返金したそう。

ママ友はブーブー文句を言っていましたが、A子はその後すぐに縁を切って、それから一切連絡を取っていません。

人が心を込めて手作りしたものを勝手に売りさばこうとするなんて、あつかましいにもほどがありますよね。
何か理由があってのことかもしれませんが、皆さんも悪質なクレクレママにはご注意ください！

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター：藍沢ゆきの