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「得たものがあった」教科書を盗られた経験から学ぶ大切なこと|ぼくの教科書がありません

  • 2024.2.8

この漫画は、愛すべき宇宙人(@aisubekiutyu_jin)さんによる小学生の学校トラブルを描いたエッセー作品です。イチくんの紛失物は見つかったのですが、学校では犯人探しは行われませんでした。なので、犯人の目的など真相は分からないままです。しかし、彼は一連の事件によって自分の周りには味方がたくさんいることを学びました。『ぼくの教科書がありません』第45話をごらんください。

本当の犯人はわからない紛失事件。クラスメートを疑い始めるとキリがありませんよね。当時はモヤモヤした気持ちがあったかもしれませんが、時間がたって振り返るとたくさんの学びもありました。

教科書を失って得たものとは?

主人公・イチくんは、学校の机に入れていた教科書を次々と失くしてしまいます。母親に心配をかけまいと黙っていたのですが…。絵の具セットと習字道具までなくなったことが決定打となり、担任や母親に打ち明けました。その後、クラス全員で学校中を探しましたが、見つけることはできませんでした。

母親が新品を用意し、クラスメートもこのできごとを忘れかけていたころ、大掃除の日、上級生の女の子が「空き教室で見つけた」とイチくんが失くしたものを全て届けにやってきました。その子は同級生・シズちゃんのお姉ちゃん。シズちゃんとはかつて、バレンタインにちょっとしたいざこざを起こしてしまっていました。

イチくんは自身の行動からトラブルが起きてしまったのではないかと反省します。一方、このトラブルを通じて友人や母の気遣いにも気づくことができました。『ぼくの教科書がありません』は小学生の素直な思いを感じられるエッセー作品です。

著者:kotti_0901

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