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Kリーグ史上最大の大物…マンUで100試合以上出場のリンガード(31)が新天地にソウルを選んだワケ

  • 2024.2.8

韓国プロサッカー史において非常に重要な1日となった。

2月8日、ソウルW杯競技場では元イングランド代表MFジェシー・リンガード(31)のFCソウル入団記者会見が行われた。

リンガードはイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドで149試合に出場してきたスタープレーヤーだ。2011年のプロ契約以来、マンUのほか、レスター・シティ、バーミンガム・シティ、ブライトン、ダービー、ウェストハム、ノッティンガム・フォレストと10年以上にわたってイングランドの地で活躍し、通算276試合54ゴールを記録。イングランド代表としてもプレーし、Aマッチ32試合で6ゴールを決めている。

キャリアは豊富だが、1992年生まれで31歳と、選手としてまだまだ老け込む年齢ではない。

ソウルを選んだワケ
ジェシー・リンガード
ジェシー・リンガード

今回の移籍は、Kリーグ史上最大と言っても過言ではない。あまりにも非現実的なニュースに、韓国のサッカーファンの間では「これは本当なのか」と冗談混じりの疑問が提起されたりもした。

様々な話題のなか、入団会見に出席したリンガードは誠実に質問に答えた。5日に入国して以降、メディカルテストを受け、契約の詳細確認に少々疲れたようにも見えたが、明るい表情でメディアの前に姿をあらわした。

まず、リンガードはFCソウル行きを選択した理由に「真心」を挙げた。

「昨年の夏、多くのオファーを受けた。他のクラブは口頭でのみ条件を挙げたが、ソウルは書類をマンチェスターまで持ってきた。コンディションも直接確認するなど、情熱が感じられた。その瞬間に決めた。他のチームは考慮しなかった」と言及。

さらに、「サッカーと個人事業は別だ。今はサッカーだけに集中する」として、2018年に立ち上げた自信のアパレルブランド「JLings」とは関係なく、サッカーで価値を証明するという意志を燃やした。

ジェシー・リンガード
ジェシー・リンガード

リンガードは2022~2023シーズンを最後に無所属となっていたため、実戦感覚や体力などへの不安もあるが、「この8カ月間は個人的に大変な時間だった。しばらく走ってない。心配もある。しかし、1月にはチームを探さなければならないと思い、熱心に練習した。ドバイで体をよく作ったし、酒も飲まなかった。開幕までに十分にコンディションを引き上げることができるだろう」とし、「早いうちに実戦に出ることができる」と説明した。

Kリーグという不慣れな地にやってきたリンガードの目標は何だろうか。「新しい挑戦に期待しているし興奮している。僕にとっても大きな挑戦だ」とし、「ソウルで成し遂げたい夢もある。早くピッチに立ちたい。嬉しい。このチームでトロフィーが欲しい。そこにだけ集中している。個人的な目標もあるが、今は毎試合勝利し、チームとして好成績を残すことに集中したい」と意気込みを語った。

(構成=ピッチコミュニケーションズ)

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