オバさん見えする！？40・50代の避けるべきヘアカラー3つ

年齢を重ねたことで、「ヘアカラー」に関して悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

美容師の筆者が、40・50代のNGヘアカラーをご紹介します。

白髪悩みやヘアカラーの色味など、若い頃に比べてヘアカラーの仕上がりにしっくり感じないという方も多いかと思います。

40・50代のヘアカラーで、老け見えになってしまうポイントをまとめてみました。

普段、セルフカラーをしている方に多い、白髪が浮いて見える状態。

白髪がある程度染まる髪の明るさは7レベルくらいですが、黒髪に対しての白髪の割合によって、その染まり具合は変わります。

黒髪に対して、白髪の方が明るく染まりやすいのです。

そのため、白髪が部分的に密集して生えており、白髪染めをしてもその部分がいつも浮いて見えるという方は、密集している部分だけ一段階暗く染めることで、黒髪部分とよく馴染みます。

また、今まで暗めのカラーで染めていたが、明るめにしたいということもありますよね。

その場合、白髪染めの色素は濃いため明るめのヘアカラーにしても、毛先が暗く根元の明るさだけが浮いた状態になってしまいます。

難易度が高いヘアカラーになりますので、セルフカラーでは行わず、美容師さんにご相談することをおすすめします。

年齢を重ねると、髪が乾燥しやすくなります。髪色によっては余計にパサついて見えるため、色味選びは重要です。

特に黄色系のカラーは傷んで見えやすいため、髪の状態によってはさけた方が良い色味です。

髪の乾燥が気になり、つや感が欲しい方は、暖色系（オレンジ系、ピンク系、レッド系など）のカラーがおすすめですよ。

年齢と共に肌もくすみやすいため、くすみの強いヘアカラーにするとかえって血色が悪く見えてしまいます。

ベージュ系を混ぜて柔らかさをだしたり、暖色系カラーを少しプラスしたりすることで、顔映りが変わります。年齢に合わせたくすみカラーにしましょう。

画像提供：SUE（arc／solo）

人気のくすみカラーにベージュをプラスすることで、くすみすぎない柔らかい雰囲気を演出することができます。

透明感も出るため、顔周りがふわっと明るい雰囲気になりますよ。

画像提供：Mayu（arc／千駄ヶ谷）

脱・白髪染めを取り入れたベージュ系カラー。ハイライトととの白髪ぼかしにより、明るめカラーが楽しめます。

黄色っぽく見えやすいベージュ系は、ブラウンを多めにすることでつや感と柔らかさが楽しめます。

画像提供：Mayu（arc／千駄ヶ谷）

つや感のあるピンク系カラー。暖色系は血色良く見えるため、肌のくすみが気になる方におすすめです。

柔らかい雰囲気になり、肌もトーンアップしますよ。

今回は、40・50代のNGヘアカラーをご紹介しました。ぜひ、参考にしてみてください。

（美容師／ヘアメイク／セミナー講師 Mayu）