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1日10分でOK! 飛ばすためのパワー&スピードを生む飛距離アップ体操

  • 2024.2.8

飛距離アップの方法はクラブやスイングだけじゃない。体操をするだけでも飛ぶようになるんです。飛ばしに必要なのは「上・下半身の捻転差」「肩の柔軟性」「お尻の柔軟性」「体の回転速度」の4つ。この4つを毎日ひとつずつ“1日10分”の体操で鍛えれば飛距離は確実に伸びるんです! ということで、今回はバックスイングや切り返しでパワー&スピードを生む「捻転差」をしっかり作れる10分間体操を紹介します。

バックスイングや切り返しでパワー&スピードを生む

体をひねると、お腹や背中の筋肉が使えるので飛ぶようになります。ただし、ドアスイングとも呼ばれる体全体を一緒に回してしまうひねりは、パワーもスピードも生まれません。上半身と下半身のひねりに差をつける「捻転差」を作ることが大事。ひとつめは、バックスイングでも切り返しでも「捻転差」をしっかり作れる10分間体操を紹介します。

下半身ひねり

両手を広げ仰向けになったら左足を上げて、右足のほうへ倒していく。5秒くらい止まってから左足を上げた状態に戻す。次に右足を上げ、左足のほうへ倒して5秒止まり戻す。これを左右交互に1分30秒くらい続ける。上げた足を倒すときは、両肩を床につけたままにする。肩が床から浮いてしまうと、下半身のひねりの効果が下がってしまうので気をつけよう。

片ヒザ立ち上半身ひねり

両手を伸ばして体の正面で手を組んだら、ヒザを地面につけて片ヒザ立ちにする。ヒザを立てた側に上半身をひねり、もとに戻す。次に反対側の片ヒザ立ちになって、同じく上半身をひねる。これを左右1分間ずつ。上半身をひねるときは、胸と腰が一緒に回らないように注意。立てている足も地面と垂直にしておく。

骨盤ひねり

アドレスのように前傾姿勢をとったら、両手を体の前で交差させる。みぞおちよりも下の部分を動かすイメージで骨盤だけをひねるのを左右合わせて1分半行なう。

お尻を突き出してしまうのはNG(×)。どうしてもお尻が左右に突き出てしまう人は、自分が大きな筒のなかに入っているイメージで骨盤をひねる。


指導=池田裕介
●いけだ・ゆうすけ/1991年生まれ、東京都出身。東京スポーツ・レクリエーション専門学校で、解剖学・運動学・栄養学などを学ぶ。 現在は東京都・新宿区のトータルゴルフフィットネスで、ゴルフパーソナルトレーナーとして活動中。植竹希望プロなどのトレーナーも務める。


写真=小林司
協力=トータルゴルフフィットネス

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