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犯人を特定しないまま小学校を卒業する|ぼくの教科書がありません

  • 2024.2.7

この漫画は、愛すべき宇宙人(@aisubekiutyu_jin)さんによる小学生の学校トラブルを描いたエッセー作品です。大掃除の日に、シズちゃんのお姉ちゃんが紛失物を届けて以降、イチくんの物がなくなることはありませんでした。5年生になると、シズちゃんとはクラスが離れ交流もなくなります。結局、犯人は特定されないままイチくんたちは小学校を卒業しました。『ぼくの教科書がありません』第44話をごらんください。

夏休み以降は、イチくんの物がなくなることはなかったようです。シズちゃんともクラスが離れ、関わりもなくなってしまいました。

イチくんの中では犯人はシズちゃんではないかと考えていましたが、学校側が犯人捜しをすることはなかったといいます。

教科書を失って得たものとは?

主人公・イチくんは、学校の机に入れていた教科書を次々と失くしてしまいます。母親に心配をかけまいと黙っていたのですが…。絵の具セットと習字道具までなくなったことが決定打となり、担任や母親に打ち明けました。その後、クラス全員で学校中を探しましたが、見つけることはできませんでした。

母親が新品を用意し、クラスメートもこのできごとを忘れかけていたころ、大掃除の日、上級生の女の子が「空き教室で見つけた」とイチくんが失くしたものを全て届けにやってきました。その子は同級生・シズちゃんのお姉ちゃん。シズちゃんとはかつて、バレンタインにちょっとしたいざこざを起こしてしまっていました。

イチくんは自身の行動からトラブルが起きてしまったのではないかと反省します。一方、このトラブルを通じて友人や母の気遣いにも気づくことができました。『ぼくの教科書がありません』は小学生の素直な思いを感じられるエッセー作品です。

著者:kotti_0901

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