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「ベビーフードはダメ!食材は国産!」離乳食のこだわりを押し付ける義妹⇒帰省中、思いもよらぬ事態に

  • 2024.2.7

遠方に住む弟夫婦に第一子が誕生。移動の負担から、子どもが生後7カ月になるタイミングで初めて帰省することになりました。両親にとっては、孫との初対面です。実家の近所に住む私たち家族も、タイミングを合わせて遊びに行くことになりました。しかし、母の表情はどこか暗かったのです。

実母と弟嫁が“気まずさ”と“疲れ”を感じる帰省に…

弟家族の帰省が近づいたある日、実家へ遊びに行った私は母の表情が暗いことに気づきました。話を聞くと、弟嫁から“帰省中の娘の離乳食”に関する細かな指示があったそう。自分で用意したり、通販やネットスーパーを利用したりする考えはない弟嫁。私は「弟にフォローしてもらったら?」と提案しましたが、帰省の日が近いこともあり母は指示通りに準備を進めていました。

当日、孫との初対面に大喜びの両親。弟嫁は出産前にも何度か帰省したことがあったので、両親との関係は和やかな様子です。ただ、気がかりなのは離乳食……。
「離乳食作りは自分でする」と宣言した弟嫁。実家のキッチンに立つ弟嫁は周りを寄せつけないオーラを放っています。

私はそれとなく弟嫁に“離乳食へのこだわり”を聞いてみましたが、「1人目だから頑張りたい」とだけ言われ、それ以上深掘りできませんでした。私たち家族は初日と最終日に少し顔を出しただけですが、2泊3日の帰省が終わったあと、母が疲れ切っていたのは父も夫も感じるほど明らか。準備の細かな指示、手伝えず気まずいこと、どちらも母にとっては大きなストレスだったようです。

帰省を終え、私は弟に電話で「帰省の楽しさが増す付き合い方をお互い考えよう」と提案。弟は受け入れてくれ、実は弟嫁も疲れを感じていたと教えてくれました。母と弟嫁が直接話し合うのは気まずい部分もあるはず。私と弟が間に立てば、少しはスムーズに事が進むかもしれません。その後は、無添加のベビーフードやネットスーパーの情報などを、私や弟が弟嫁に共有するように。弟嫁や母になるべく負担がかからない帰省になるよう、義姉として手助けできることはしようと感じた出来事です。

作画/Pappayappa


著者:平本かおり

ベビーカレンダー編集部

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