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よき妻は家事をしない!?家事を減らす投資と新しい家族のあり方

  • 2024.2.7

令和の時代においては共働きが当たり前の世の中になりました。にも関わらず、夫の帰りが遅く、家事・育児を妻がワンオペで乗り切っている家庭も多いという現実。

でも、毎日家事を“完璧に”こなすのには無理があります。そもそも、妻が一人で完璧に家事をこなすという昭和の考え方は今すぐ変えるべきで、頼れるものは外注すべき!

そんな家事を減らす投資と新しい家族のあり方について紹介します。

■家事代行のメリット4つ

家事をやらないことによるメリットは4つ考えられます。

●1:ご機嫌でいられる

毎日時間に追われている中で、家事まで完璧にしようとすれば当然ストレスがかかります。家事をやめてストレスが軽減されれば、妻がご機嫌でいられる時間が増えるので、家庭円満を考えれば大きなメリットです。

●2:子供との時間ができる

平日の帰宅後は「戦争のようだ」という話をよく聞きますが、時間がなくて理想の暮らしができない方もいらっしゃるでしょう。料理や掃除をやめれば、子供と遊ぶ時間が増えたり、さらには自分の時間を確保できたりします。

●3:キャリア形成可能に

毎日ワンオペでクタクタだと自分のキャリアにも集中できません。せっかく能力があっても、家庭のタスクを上手くこなすことを優先し、キャリアダウンを考える人もいると聞きます。しかし、心に余裕ができれば、キャリアに対しても前向きになれる可能性があるでしょう。

●4:夫婦仲がよくなる

夫婦仲の改善も期待できます。妻が無理ばかりしていると、「私ばっかり!」と当然夫に不満が湧きます。しかし、家事を手放すことで妻への負担が減れば、妻のイライラが軽減され夫婦での会話が増えるなどして、日常生活を楽しめるようになるのではないでしょうか。

■外注できる家事

洗濯物を干すのは、洗濯物を運んだり、ハンガーにかけたりする作業に時間がかかります。そのため、乾燥機付き洗濯機に任せてしまうのがおすすめです。乾燥機付き洗濯機は30万円~50万円で高額に感じるかもしれませんが、洗濯物干しから解放されることで心にも時間にもゆとりができます。

実際に筆者も3年前に購入しましたが「なんでもっと早く買わなかったのか!」と思うほど、大きく家事負担が減ったと感じています。

また、食器洗いも食洗器に任せたり、自動掃除機能がある掃除機を使ったりすれば、さらに家事の時間を減らすことができます。

料理の献立を考えたり、調理したりするのは家事代行サービスに依頼するのも一つです。作り置きできるメニューを注文すれば、数日間料理から解放されますよ。

■家電や外注で心の余裕を

「家事は母親が完璧にこなさなければいけない」という昭和時代の価値観に苦しんでいる人はまだまだ多いと思います。

しかし、共働きなのにピカピカな部屋を維持したり、見栄えよく栄養も考えた食事を何品も用意したりするのは非常に難しいですし、ストレスがかかるくらいなら手放した方が良いでしょう。ぜひ、家電や外注を上手く活用して、ご機嫌に生活できるようにしてくださいね。

文・勝目麻希(ファイナンシャル・プランナー)
新卒で総合職としてメガバンクに入行し、法人融資・金融商品販売等を担当。転職・結婚・出産を経て一時は専業主婦になったが、自分の金融知識や実務経験を活かしたいと独学でライターの道へ。現在はファイナンシャルプランナーの知識を活かして金融系メディアを中心に執筆。

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