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【バレンタイン】こんなプレゼントは嫌だ!男性に嫌われそうな「贈ってはいけない」3エピソード

  • 2024.2.7

思いが強過ぎて空回り?

オトコたちが戦慄…バレンタインでもらった【怖いプレゼント】
オトコたちが戦慄…バレンタインでもらった【怖いプレゼント】

来たる2月14日はバレンタインデー。近年は女性が自分へのご褒美や友達とのシェアを目的にスイーツを購入するスタイルが主流のようですが、それでもなお意中の相手(主に男性)にチョコレートなどを贈る日としての役割も健在です。

他の女性に差を付けたい、相手に自分の存在を印象づけたい――。そう思うあまり、突拍子もないモノを送りつけてしまう女性はいつの時代も一定数いるようです。男性陣が思わず戦慄(せんりつ)した、バレンタインの怖いプレゼントとは?

1.あまりに「高価過ぎるプレゼント」を匿名で

今ではいい大人の年齢になったA子さんは、中学2年生だった頃、男子バスケット部のA男くんに片思いをしていました。

彼に思いを寄せている女子生徒は他にもおり、バレンタインに思いを伝えたい、誰よりあなたを好きなのは自分だと……と思い詰めたA子さんは、思いの強さを強調するため、ためていたお年玉1万5000円全額を投入することを決意。

バレンタイン直前の週末、地域で一番大きな百貨店へ一人で出掛け、1万5000円近くするメンズ香水を購入、丁寧なラッピングまで施してもらいました。

バレンタイン当日の放課後、A子さんは事前に調べておいたA男くんの自宅を訪問。しかしインターホンを鳴らす勇気がどうしても湧かず……。5~10分ほど家の前で逡巡(しゅんじゅん)した後、そのままプレゼントをポストに突っ込み帰ってきてしまったのでした。

差出人の名前は書いておらず、かろうじて包み紙に「ハッピー・バレンタイン」の文字。A男くんは一人っ子だったのでおそらく本人の手に渡ったものと思われますが、中学生の男子がそのような高級香水を学校に付けてくるわけもなく。

むしろ、差出人不明の高級品を投げ込まれたことに恐怖を覚えたのか、学校で見掛けるA男くんはその後しばらくうつむきがちで足早に廊下を歩き去っていったとのことです。

2.相手の苦手な食べ物を使った「手作り料理」

バレンタインの悲しい思い出
バレンタインの悲しい思い出

B子さんが思い出したくないバレンタインのやらかしは、受験シーズン真っただ中の中学3年時。当時通っていた学習塾の、数学・理科を担当する20代半ばの講師に熱烈な片思いをしていました。

人気のある講師で、他の女子生徒たちもプレゼントの計画を立てているのを察知したB子さんは、彼女たちとは絶対にかぶらない、自分が一番先生を思っていることが伝わるものを贈ろうと必死で考えを巡らせました。そうしてひらめいたのが「キュウリのジャム」でした。

塾の授業で先生は、苦手な食べ物はキュウリ、朝食は必ずパン……などプライベートの一端をときどき生徒たちに明かしていました。B子さんは少し前に祖母からイチゴジャムの作り方を教わったばかりだったので、「先生が苦手な食べ物を克服できますように」との願いを込めて作ったジャムなら、この熱い思いが伝わるのではないかと考えたのです。

細かく切ったキュウリを砂糖とともに1時間ほど鍋でコトコト煮たら完成。見た目はくすんだ茶色でした。自宅にあった空き瓶に詰め、「先生を想って作りました」というメッセージを付け、バレンタイン当日、当該の講師に手渡しました。

後で知ったことですが、その塾では生徒からもらったプレゼントは全て塾長に報告し、既製品の菓子類などは原則として職場でシェア、手作り品は衛生上の問題が懸念されるため基本的にはこっそり廃棄されるルールとなっていたそうです。

B子さんの手作りキュウリジャムも、おそらく廃棄されたものと思われます。受け取って中を見たときの講師の気持ちは、もはや確かめようもありません。

3.貞子か!?「自分の髪の毛」を使ったアクセサリー

もはやホラーなバレンタインのプレゼント
もはやホラーなバレンタインのプレゼント

最後は現在30代後半のC男さんが、かつて付き合っていた彼女からもらった戦慄のプレゼントです。

当時25歳だった彼女・C子さんがくれたのは、自身の長い髪を編み込んだ髪の毛ミサンガでした。「これを渡したくて、頑張ってロング(ヘアー)にしたんだ」と、彼女は真っすぐな笑顔でC男さんにほほ笑みかけました。

「髪の毛とか爪とか、自分の体を一部をなぜか俺に与えたがる娘だったっすね……。理由は不明です。そのミサンガは、さすがに身に着けることはしなかったですが、別れるまでは一応念のため保管しておいてました」(C男さん)

ミサンガ以外にもC子さんからは「あなたを好き過ぎて痛めつけてしまいたい」といった趣旨の長いラブレターを受け取るなど、なかなかまれな恋愛経験を積んだC男さん。よほど怖かったのではと思いきや、

「それだけ女の子に思ってもらえたのだから、まあ男冥利(みょうり)に尽きますよね」

と余裕の感想を残しました。

※ ※ ※

2024年も間もなく訪れるバレンタインデー。相手のニーズを想像するより、自己アピールにフォーカスしたプレゼントを選んでしまうと、相手と困惑させるどころか「怖い」と思われてしまう恐れが発生します。

あふれる思いをいったん抑えて、相手はどんなものなら喜んでくれるかをイメージするところから始めるのが良さそうです。

絶対にかなえたい恋ならなおさら。一方通行ではない相互コミュニケーションを模索することこそ、すてきな恋愛を育てる第一歩です。

(LASISA編集部)

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