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アン・ボヒョンが一度噛みついたら離さない金満主義の腐れ軍検事を熱演!

  • 2024.2.7
アン・ボヒョンが一度噛みついたら離さない金満主義の腐れ軍検事を熱演!
『軍検事ドーベルマン』 (C) STUDIO DRAGON CORPORATION

正義感あふれるチョ・ボアとのコンビに注目!『軍検事ドーベルマン』

ド・べマン(アン・ボヒョン)は金に目がない腐れ軍検事。敏腕弁護士の右腕的存在として危ない裏稼業をこなしながら、5年間の軍生活を終える日が近付いていた。除隊一ヵ月前、軍法を第一に考える女性軍検事のチャ・ウイン(チョ・ボア)が赴任してくる。そんな時、IMディフェンス会長と男性アイドル歌手がハン・セナに性的暴行をし、セナはウインに助けを求める。赤髪姿で現れたウインは彼らを一掃し、アイドル歌手を拉致。一方、同じく会長の事件を追っていたベマンは、ウインの正体に疑念を抱くようになるが……。

金のために軍検事になるド・ベマンだが……!?

ド・べマンは、高校で何度も問題を起こして退学処分となったため、実際の学歴は中卒。当時の韓国では高卒以上でないと兵役に行けないという規則があり、中卒で兵役免除の男性が軍検事になるという設定が面白い。彼自身は司法試験に合格後、法律事務所に入社するべく面接を受けまくるも全て不合格。しかし、ある敏腕弁護士の目に留まり、彼の勧めで軍検事をしながら危ない裏稼業を手伝うことに同意してしまう。犯罪スレスレの行為をモノともしない彼にハラハラドキドキさせられる。

謎だらけの女性検事にも目が離せない!

ド・ベマンとは全く真逆のタイプといえる女性検事のチャ・ウイン。“軍検事”の仕事が終わると、赤髪のかつらにサングラスで変装し、屈強な男性たちを一網打尽にしてしまう姿がカッコイイ。そんな彼女の素性に疑念を抱いたド・ベマンが高身長を隠しながら尾行する姿は、誰が見てもバレバレでとてもコミカルだった。

初主演に抜擢のアン・ボヒョンVSチョ・ボア!

もともとマッチョだった肉体を更に大きくして初主演に挑んだアン・ボヒョンは、1988年生まれの俳優でモデル。本作の来日イベントの抽選では、サーバーがダウンするほどの盛況ぶりだった。一方、謎めいた魅力あふれる女性検事を演じたチョ・ボアは、1991年生まれの女優。最新作ドラマは、『この恋愛は不可抗力』だ。

やけにマッチするオープニング曲にも注目!

韓国初の“軍検事”“軍法廷”を題材にした本作。軍隊が身近でない日本人にとっては、彼らの一挙手一投足が新鮮にうつり、つい画面にひきこまれる。特に、長身で筋肉美まで兼ね備えたド・ベマンが織りなすアクションシーンは見応えたっぷりだ。韓国を代表するロックバンドが歌うオープニング曲もドラマの雰囲気と絶妙にマッチしており、心の奥底から元気がみなぎってくる。

BTSの軍隊生活が注目される一方、有名人による兵役逃れも発覚した韓国の軍隊。ドラマ中でも、ド・ベマンがクライアントから兵役逃れを手助けするよう依頼されるシーンがある。金をとるのか、軍検事として悪を裁くのか? この先の展開に注目だ。(文:渡邉啓子/ライター)

『軍検事ドーベルマン』
DVD-BOX1&2 発売中
各19,800円(税込)
発売元:KADOKAWA Kプラス
販売元:ハピネット・メディアマーケティング
(C) STUDIO DRAGON CORPORATION

※情報は記事公開時点のものです

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