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ハーフの子の真実を教えます→4か国語に触れ続けている娘達の語学力【キルギス子育て奮闘記(70)】

  • 2024.2.6

<ハーフの子の真実を教えます→4か国語に触れ続けている娘達の語学力>キルギス子育て奮闘記[#70]

みなさまこんにちは!
海外で子育てをしていると、子どもはもれなくバイリンガルやトリリンガルになると思われますよね。「英語しゃべれるんでしょ?」と間違いなく言われますが、そもそも世界は英語圏だけではないということから説明しなければいけません。

我が家の子どもたちは私とは日本語、主人とはロシア語、外を歩けばキルギス語、私達夫婦の会話に使われる変な英語…と、常時数か国語に触れて生活しています。

今は学校に行くようになったのでロシア語が優位になってきましたが、長女の方は日本で1年生を少し過ごしたこともあり日本語の発音が完璧です。

日本で過ごしていたころ、すべてのことが初めての経験で新しい言葉も色々覚え、あらゆることに興味津々。
日本語をあまりしゃべらなかった次女もたくさん言葉を覚えましたが、娘たちが日本語で苦戦したのは、発音が同じでも意味が違うことがたくさんあること。

子どもたちが大好きなかっぱ巻きの「かっぱ」はきゅうりの意味で、きゅうりが好きな「河童」にかかっていますが、そんなことは知らない子どもたちは雨の日に着る「合羽(かっぱ)」と混同し、カッパを「着る」ではなく「巻く」と言っていました…。

雨が降ると「今日の私はカッパ巻き」になるのです。

更に、「ダンゴ虫」を覚えた後に、私がおやつに食べていた「団子」はダンゴ虫の派生形になりますし、「茶わん蒸し」も「茶碗虫」だと思ってしまいます。

子どもたちの間違いは最初何のことを言っているのか全く分からないのですが、意味が分かるとなるほどと思ったり、大笑いしたり、ほほえましい思い出として大切にしたいなと思えるものです。

ただ、子どもだから今のところ「かわいい思い出」ですが、大人になってどんな日本語を繰り出すのか心配で仕方ありません。

日本のテレビで一時期人気のあったハーフタレントの変な日本語を聞いても、もはや他人ごととは思えずに笑えないのはハーフの子を持つ親あるあるでしょうか…。

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