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赤子の頃、ミルクを全て吐いていた弟 → 医者「将来は寝たきりかも」しかし、大人になって再検査すると!?

  • 2024.2.6
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筆者の弟の体験談です。弟は、今は痛風もちの中年オヤジなのですが、幼い頃は体つきが小さくて弱く、食が細い子どもでした。心配した両親は大病院を走り回りましたが、特に原因は見つからず。ところが40歳少し前に、妻に勧められて行った検査で、とんでもない事実が発覚したのです……!

画像: ftnews.jp

ミルクを全部吐き出す赤ちゃん

弟は、産まれた直後から、飲んだミルクは全て吐き出してしまう子どもでした。
半年たっても首が座らず、両親は弟を抱えて大病院をはしごしました。
どの病院でも原因はわからず、「将来は寝たきりになるかも」と言われて絶望したこともありました。
身体はずっと小さいまま。
皮膚も弱く、食べ物を口にする代わりに水をがぶ飲みするので、いつも両親から叱られていました。

妻に勧められて病院へ……

そんな弟は、寝たきりになることなく大人になりました。結婚をし、健康な子どもも授かりました。
そして40歳少し前の頃、妻に連れられ、初めてアレルギー検査を受けたのです。
検査を受けたきっかけは、普段の食生活をよく観察していた妻の勘でした。
そこでとんでもない結果が待っていたのです。

ほとんど食べられるものがない!?

アレルギー反応が出たのは、乳製品、小麦、肉、米、野菜……。
そうです、ほぼ全ての食べ物にアレルギーが有ったのです。
これにはお医者さんもびっくり。「どうします?」と聞くお医者さんに、弟は「ここまで出たら、食べるものなくなりますから、気にしません!」と宣言したそう。
そこで抗アレルギーの薬を処方してもらったうえで、普段どおりの食生活を送っています。

ちなみに、近年になって、水をよく欲した原因は、背が伸びにくい病気の症状のひとつだったこともわかりました。

科学が今ほど発達していなかった昔は、噴水のようにミルクを吐き出す我が子を前に、両親は悲しみに暮れたようでした。
でも今では、すっかりお腹の出た痛風オヤジのお気楽ぶりに、肩の力がすっかり抜けたようです。
(痛風は、大好きなビールの飲みすぎのせいです。)

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

Itnライター:田中つぐみ

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