1. トップ
  2. 恋愛
  3. 「着られればいい」VS「かわいい服を着せたい」すれ違う夫婦の主張|妻は娘に無頓着

「着られればいい」VS「かわいい服を着せたい」すれ違う夫婦の主張|妻は娘に無頓着

  • 2024.2.5
  • 5442 views

この漫画は、神谷もち(@神谷もち)さんの友人・竹子が子育てを通して「無意識のうちに親の価値観を刷り込まれて育った」と気づくまでのお話です。夫のしんごは一か月健診の帰りに「さつきの洋服を買って行かない?」と妻・竹子に提案しました。しかしおしゃれに全く興味のない竹子は、洋服にお金をかけることは無駄遣い!としんごの意見をバッサリと切り捨てます。『妻は娘に無頓着』第8話をごらんください。

しんごがどれだけ娘のさつきに新しいベビー服を買ってあげたいと訴えても、竹子は受け入れません。ここまで夫婦の価値観が違うと、しんごも心が折れてしまいそうですね。しかし彼には、何か秘策があるようです。

無意識にやっているかもしれない「価値観の刷り込み」

親から無意識のうちに自分の価値観に影響を与えるような刷り込みを受けていたと感じたことはありませんか?

妻・竹子もその一人でした。竹子はサバサバした性格でおしゃれにも興味がありません。そのため、フリマサイトで激安で手に入れた毛玉だらけの洋服や友人から譲り受けた男の子用の洋服を平気で娘・さつきに着させていました。夫・しんごから「女の子だからかわいい洋服を着させてあげたい」と言われても、竹子が夫の意見を聞き入れることはありませんでした。

さつきは成長とともに男の子の服を嫌がるようになります。「ピンク色の服を着たい」「散髪せずに髪を伸ばしたい」と号泣する娘を前に、竹子は今まで娘の気持ちをはねのけて、自分の価値観を強要していたことに気づきました。

実は竹子自身も、母親から女性らしい格好や振る舞いを制限されるような価値観を無意識のうちに刷り込まれていたのです。

『妻は娘に無頓着』は子育てにおいて、子どもの価値観や意思を尊重する親の姿勢が何よりも大切だと感じる作品です。

著者:kotti_0901

元記事で読む
の記事をもっとみる