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「精神力が重要」韓国代表クリンスマン監督、4強決戦へ自信示す「我々にはモチベーションがある」【アジア杯】

  • 2024.2.6

サッカー韓国代表率いるユルゲン・クリンスマン監督が、準決勝に向けた意気込みを語った。

韓国代表は2月5日(日本時間)、カタール・ドーハのメインメディアセンターでアジアカップ準決勝ヨルダン代表戦の前日記者会見に臨んだ。

MFファン・インボム(27、ツルヴェナ・ズヴェズダ)とともに会見に出席したクリンスマン監督は冒頭、「準決勝を戦えることに期待が大きいが、まずは相手のヨルダンを称えたい。彼らとはグループステージで対戦したが、どれだけ我々が難しい組にいたのかを改めて実感した。優れたチームを作り上げ、ここまで導いてきたフセイン・アモータ監督も称賛したい」と、準決勝の相手ヨルダンを称えるコメントを伝えた。

「選手がどれだけ優勝を望んでいるか…」

韓国はグループステージ第2節でヨルダンと対戦。当時はFWソン・フンミン(31、トッテナム)のPKで先制するも、その後2失点を喫して逆転。あわや敗戦と思われた後半アディショナルタイム、ファン・インボムのシュートから相手のオウンゴールが生まれ、辛くも2-2の引き分けに終わっていた。

そのこともあり、指揮官は「明日は難しい試合になる」と強調。そのうえで、「我々は遠くまで来た。我々には目標があり、選手たちは喉が渇いて、腹も空かしている。体力的にもチームの雰囲気的にも、非常に肯定的に準備が進められている。準決勝まで来たからには、我々の望みである決勝に進出し、その上の目標を達成できるようにしたい」と語気を強めた。

また、「いつも通りの雰囲気で、自分たちがすべきことに集中することが最も重要だ。選手たちには“今すぐ我々にとって重要ではないことに神経を使うな”と話している。それはメディアかもしれないし、あらゆる外部要素かもしれない。ただ、今は自分たちがすべきことに集中することが重要だ」とし、次のように続けた。

「このチームには確固たるモチベーションがある。選手たちがどれだけ優勝を望んでいるのか、どれだけ目標がはっきりしているのか、優勝のためにどれだけ準備を頑張ってきたのか。そのことを私は知っている」

そのうえで、「ベスト4まで来た現時点では、期待感やプレッシャーだけでなく“自信”も形成されたと思っている。我々が準決勝までくる過程は簡単ではなく、多くのドラマがあった。ただ、難しい試合を勝ち抜くなかでチームとしてポジティブな要素を得ることができた」とコメント。

「大会で最も重要なのは精神力であり、メンタルだ。その部分でポジティブに準備ができていれば、良い成績を収められると思っている。我々の目の前には長いマラソンのゴールが見えてきた。そこに我々が1位でフィニッシュすることが、我々にとって最大の目標ではないか」と、力強く伝えていた。

ユルゲン・クリンスマン監督
(写真提供=韓国サッカー協会)ユルゲン・クリンスマン監督

なお、韓国代表対ヨルダン代表は、2月7日0時(現地時間6日18時)よりアル・ラーヤンのアフメド・ビン・アリ・スタジアムで行われる。

(文=姜 亨起/ピッチコミュニケーションズ)

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