友人と結婚式お呼ばれ服を買いに行くと、店員「ご友人の言うことは聞かない方が」忠告の真意を知ってゾッ！

友達のアドバイスに助けられることもあれば、そうでない場合もあるようで……。今回は、知人から聞いたゾッとしたエピソードをご紹介します。みなさんは友達と見知らぬ店員、どちらの言うことを信用しますか？

友達と一緒にドレス選び

A子は友達のB美と、一緒に参列する友達の結婚式のお呼ばれ服を買いに行くことにしました。
おしゃれに自信がなく、B美のアドバイスを頼りにしていたA子。それを聞いていたB美は「このドレス、A子に似合いそう」「こっちがいいかも」と、積極的にドレスをすすめてくれます。

ところがB美がすすめるのは、派手めのドレスばかり。A子は戸惑いました。
「ちょっと派手じゃない？」「本当に似合う？」と尋ねましたが、「結婚式ならこれくらい着ないと！」とB美は、強気ですすめてきます。

試着室に行くと？

そこまでB美が言うのなら、とドレスを手にA子が試着室に行くと、店員から驚くべき言葉を告げられました。
「あちらのご友人の言うことはお聞きにならない方がいいかと……」と、こっそり忠告されたのです。

B美が「A子に似合いそう」と強くすすめられたのは、丈が短いものや、パステルイエローのドレスでした。
お呼ばれのドレスの丈は、膝上5cm程度までがマナー。それ以上短いものはマナー違反です。
パステルイエローのドレスも、光の加減によっては白っぽく見えてしまうので避けたほうがいいカラー。
店員さんはB美がマナー違反のドレスをすすめていることを教えてくれたのです。

店員さんのおかげでマナー違反を回避

「予算オーバーだし」「ピンとこないかな」と言い訳をすると、「似合ってるのに」とB美は不服そうな表情を見せました。
「友達がわざと嫌がらせじみたことをするなんて」と疑問に感じたA子ですが、その態度に不安になったA子。ドレスは別の日に1人で買うことにしました。

友達の謎行動の意味を知ってゾッ！

結婚式当日、A子はB美の謎行動の理由が判明しました。
B美は参列者の中にお目当ての男性がいたため、独身のA子を蹴落とそうとしていたようなのです。友達にマナー違反をさせてまで蹴落とそうとするなんて、とショックを受けたA子。
A子はその男性のことを好きではなかったし、やり方も卑怯です。それ以来B美を見る目が変わってしまいました。

危うく恥をかかされるところでしたが、店員の言葉により危機を回避することができたA子。友達よりも見知らぬ他人のほうが信用できるケースもあるようです。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター：江田愉子