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クロップ監督退任決定のリヴァプール「次期指揮官候補」はこの10名

  • 2024.2.5
クロップ監督退任決定のリヴァプール「次期指揮官候補」はこの10名
クロップ監督退任決定のリヴァプール「次期指揮官候補」はこの10名

Text by 石井彰(編集部)

今季限りでリヴァプールを退任することを発表したユルゲン・クロップ監督。2015年の10月に途中就任して以来、チームに「ゲーゲンプレス」といわれる戦術を落としこみ、プレミアリーグとチャンピオンズリーグを制覇することに成功してきた。

長く指揮を執ってきたカリスマ監督の退任ということで、「リヴァプールの次の指揮官は誰になるのか」が大きく注目されている。

そこで今回はメディアで名前が上がっている「ユルゲン・クロップ監督の後任としてリヴァプールを率いる可能性がある指揮官10名」をピックアップ。

シャビ・アロンソ

クロップ監督退任決定のリヴァプール「次期指揮官候補」はこの10名
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現所属:レヴァークーゼン

現在ドイツ・ブンデスリーガのレヴァークーゼンで監督を務めているシャビ・アロンソ。バイエルン・ミュンヘンを上回って首位をひた走っており、世界的に大きな注目を集めている指揮官だ。

選手時代はリヴァプールでもプレーした経験があり、メディアでは「断然本命である」とも伝えられている。レアル・マドリーの噂もあったが、こちらはカルロ・アンチェロッティが契約を更新している。

ロベルト・デ・ゼルビ

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現所属:ブライトン

シャビ・アロンソとともにこの数年で急速に株価を上昇させたイタリア人指揮官。グレアム・ポッターの下ですでにかなり評価を高めていたブライトンの監督に就任し、それをさらに高いレベルへと引き上げた。

若い選手をスターに成長させる手腕、そして攻撃的なアプローチなどで大きな注目を集めており、もちろんリヴァプールの理事会も彼を新監督候補としてピックアップしているそう。ファブリツィオ・ロマーノ記者は「シャビ・アロンソかデ・ゼルビの2名に絞られている」とも伝えている。

トーマス・フランク

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現所属:ブレントフォード

2018年からブレントフォードの監督を務めているデンマーク人指揮官。元ギャンブラーであるオーナーのマシュー・ベンハムが作り上げた運営システムを現場に落とし込み、チームを2部からプレミアリーグへと引き上げた。

2年連続でのプレミアリーグ残留を果たしたあと、今季はなかなか難しいシーズンを送っているものの、だからこそリヴァプールに誘われればブレントフォードも邪魔をすることはないだろう。

アンジェ・ポステコグルー

クロップ監督退任決定のリヴァプール「次期指揮官候補」はこの10名
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現所属:トッテナム・ホットスパー

『Teamtalk』が伝えていたリヴァプール監督候補の中に含まれていたアンジェ・ポステコグルー。横浜F・マリノスとセルティックでアタッキングサッカーを構築し、今季からトッテナム・ホットスパーで指揮を執っている。

彼もリヴァプールの理事会が注目している指導者の一人であるが、その一方でシャビ・アロンソとロベルト・デ・ゼルビのほうが優先されているとも。

ルーベン・アモリン

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現所属:スポルティングCP

守田英正が所属しているスポルティングCPで監督を務めているルーベン・アモリン氏。現役時代は知的なボランチとして知られた彼は、監督としてブラガで成功を収め、スポルティングCPでの5年間で確固たる地位を確立した。

『bleacherreport』は、その戦術的な多彩さ、そしてポゼッションサッカーベースのアプローチはリヴァプールの理事会にアピールできると書いており、さらに38歳という若い年齢も魅力的であるとも。

ハンシ・フリック

クロップ監督退任決定のリヴァプール「次期指揮官候補」はこの10名
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現所属:フリーエージェント

日本代表との親善試合で大敗したあと、ドイツ代表監督を解任されてしまったハンシ・フリック氏。しかしそれでもブンデスリーガを2連覇した実績、そして強度の高いプレッシングスタイルが失われたわけではない。

『bleacherreport』はユルゲン・クロップの戦術をそのまま引き継いでいくことを考えればハンシ・フリックが自然であると伝えているほか、フリーエージェントであることも重要な要素になるとのこと。

グレアム・ポッター

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現所属:フリーエージェント

ロベルト・デ・ゼルビが就任する前、ブライトンをプレミアリーグで注目されるチームの一つに引き上げたのがグレアム・ポッター。彼が指揮したことで非常に攻撃的なポゼッションスタイルが形成され、デ・ゼルビ体制での成功の基盤を作りあげられた。

2022年に就任したチェルシーでは失敗してしまったものの、彼が解任されたあともクラブの状況は好転しておらず、ポッター監督の評価はそれほど下がっていない。

スティーヴン・ジェラード

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現所属:アル・イティファク

現役を引退したあとリヴァプールのアカデミーで指導者デビューしたジェラード。その後グラスゴー・レンジャーズ、アストン・ヴィラを経て現在はサウジアラビアのアル・イティファクを率いている。

監督として大きな成功を収めているわけではないが、彼はリヴァプール最大のレジェンドである。クラブの理事会はもちろん彼のことを忘れてはいないはずだ。

ジネディーヌ・ジダン

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現所属:フリーエージェント

現在フリーエージェントの監督の中で最も強力なプロフィールを持っている人物。レアル・マドリーをチャンピオンズリーグ3連覇に導くなどスターをまとめ上げる手腕を発揮し、2021年に退任してからはどこのクラブも率いていない。

その間にアメリカ代表やアルジェリア代表、マンチェスター・ユナイテッドからの監督就任オファーを拒否したと伝えられているが、『footballtransfers』はジダン自身がリヴァプールの仕事に興味を持っていると報じた。

ピーター・ボス

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現所属:PSVアイントホーフェン

選手時代はジェフユナイテッド市原でプレーしたことで知られるオランダ人指導者。このところはボルシア・ドルトムント、レヴァークーゼン、リヨンで解任されるという結果が続いたが、今季はPSVアイントホーフェンをダントツの首位に導いている。

攻撃面の素晴らしいアプローチのみならず、なんと19試合で8失点という凄まじい堅守を構築した。そのプレッシング主体のスタイルもユルゲン・クロップを引き継ぐにふさわしいもので、自然な後継者になり得ると『bleacherreport』が伝えている。

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