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酒がぐんぐん進む"アサリの味噌バター炒め"

  • 2024.2.4

おなじみのアサリの白ワイン蒸しに、バターと味噌を加えて、より濃厚な味わいに。アサリから出た旨味を吸ったエリンギも美味。料理を引き立てるバターを使ったレシピを、料理研究家の大庭英子さんに習いました。

酒がぐんぐん進む"アサリの味噌バター炒め"

■“アサリの味噌バター炒め”のつくり方

アサリは「砂出しずみ」と書かれているものでも、少量の砂が残っていることもあるので、塩水につけて再度砂を吐かせておくと安心。


◇材料 (2~3人分)

アサリ:360g
エリンギ:1袋(100g)
にんにく:小1片分(みじん切り)
バター:大さじ2
白ワイン:大さじ1
味噌:大さじ1〜2
小ねぎ:20g


(1)アサリを洗う
アサリはバットに入れて、海水程度の塩水に浸して砂を吐かせ、水を換えて、両手で殻をこすり合わせるようにして2回ほど洗い、水気をきる。

(2)エリンギをカットする
エリンギは根元を少し切り落とし、縦半分に切ってから長さ3cmに切る。小ねぎは長さ5〜6cmに切る。

(3)蒸し煮にする
フライパンにバター、にんにくを入れて香りよく熱し、エリンギを加えて弱火でしんなりするまで炒める。アサリを加えてさっと炒め、中火にして白ワインをふり入れる。蓋をして4〜5分、殻が開くまで蒸し煮する。

(4)仕上げ
蒸し汁に味噌を溶き入れて小ねぎを加え、炒め合わせてしんなりしたら器に盛る。

完成
完成

――教える人

「大庭英子 料理研究家」

シンプルながら失敗なくつくれるレシピに定評がある料理研究家。特別な素材、調味料は使わず、余分な手間はそぎ落とした“引き算の料理”が身上。しみじみとおいしく、何度もつくりたくなる料理ばかりです。


※この記事の内容は、『技あり!dancyuバター』に掲載したものです。

文:中村裕子 撮影:原ヒデトシ

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