私のリップを盗んだ同僚「偶然でしょww」「真似して買っただけ」→ しかし、言い逃れできない証拠が！

人の物を盗むのは当然ですが犯罪です。しかし世の中には「これくらいならいいでしょ♪」と軽く考えて盗みを働く人も稀にいるようです。というわけで今回は会社で起こった盗難に関するエピソードを友人が聞かせてくれました！

仲良し3人組♡ でも1つだけ気になることが……

友人のA子は某企業で事務職として働いています。
同じ部署には同期のB美・C奈という女子もいて、3人は毎日お昼を一緒に食べたり仕事帰りに買い物したりと、プライベートでも仲良くしていました。

でも、1つだけ気になることが。それはC奈の物欲が強すぎること……。

C奈は人の物を執拗にほしがったり、誰かが持っている物を羨ましがって自分も同じ物を真似して買ったりするのです。

C奈のそんな行動があまりにもひどいので、A子とB美は内心少しうんざりしていました。

先日、A子は誕生日を迎えました。
いつもお互いの誕生日にはプレゼントを贈り合っている3人。その時も、B美からは好きなブランドの口紅、C奈からはバスソルトをもらったそうです。

しかし、それから数日後。
B美にもらった口紅が、A子の化粧ポーチから消えていることが判明！

そしてその直後から、C奈の口紅の色がいつもと変わっていることにA子は気付きました。
A子がもらった口紅と色がよく似ています。
状況が状況だけに、A子はどうしても見過ごすことができませんでした。

「もしかして、私のポーチから口紅を盗んだのってC奈……？」A子は勇気を出して聞いてみました。

しかし、C奈は悪びれず「そんなわけないじゃん！可愛い色だったから同じのを買ったんだよ～♡」と言います。

あまりにも平然としたC奈の態度に、A子が「やっぱり私の勘違いなのかな」と思い始めたその時。
口紅の贈り主であるB美が、「ちょっとC奈の口紅、見せて！」と声を掛けました。

B美はC奈から口紅を受け取ると、「これ、私がA子にあげたものだよ」とキッパリ言いました。

もちろんC奈は「違うよ～！それは私が自分で買ったの！」と否定。
しかし、B美がそんなC奈に、口紅の底面を見せると……なんとそこにはA子の名前が印字されていました。

うっかりしてA子にも伝え忘れていたそうですが、そのブランドの口紅は追加料金で名前が印字できる仕様になっていて、B美はA子の名前を印字してもらっていたのです。

「じゃあどうしてA子の名前が印字されてるの？」と聞かれたC奈は、言い逃れできず、ついに盗みを認めることとなりました。

どんなに仲がよくても、人の物を盗む人と友人関係を続けていくことはできませんよね。気まずさに耐えられなくなり、C奈はその後すぐ退職したそうです。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター：藍沢ゆきの