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モラ夫「静かにしろ!」娘「バカじゃないの?」子どもに怒鳴る理由を知り → 家族が呆れたワケとは、、、

  • 2024.2.3

自分の機嫌で周りを振り回す人とはあまり付き合いたくないものです。ただそれが家族だった場合は付き合わないわけにもいかず、我慢を強いられることも……。これは筆者の友人・Kから聞いたモラハラ夫の不機嫌になる理由を突き止めたエピソードです。

画像: モラ夫「静かにしろ!」娘「バカじゃないの?」子どもに怒鳴る理由を知り → 家族が呆れたワケとは、、、

モラハラ夫

夫は自分の思い通りに事が運ばないと気に入らないモラハラ男です。最初は私にだけ強く当たっていましたが、子ども達が少し大きくなると、子ども達に対しても抑えつけるように強い言い方をするようになりました。

夫は東北地方の出身で、実家が大好き! 自分が帰りたいがために年3回の帰省を私たちにも強要していました。片道6~7時間の帰省は、私と子ども達にとってはただの苦痛でしかなかったのです。

行きと帰りで態度が豹変

自分の実家へ向かう時の夫は、とにかく上機嫌です。子ども達にも「お腹空いていないか?」「トイレは大丈夫か?」「どこかで何か食べるか?」などと声をかけ、進んで食べ物を買いに行ったり、美味しいお店を調べて連れて行ったりするほど。

しかし、帰り道は至って不機嫌になります。子ども達がちょっと大きな声を出そうものなら「静かにしろ!」「うるさい!」と怒鳴る始末。行きと帰りで別人のように態度が豹変する理由が私には理解できませんでした。

義母の話

ある年の年末年始、私と義母がのんびりとしていたとき、夫の話になりました。すると義母がこう言ったのです。

「あの子はお父さんが小さいころから大好きでね。でもこっちは未だに長男が大事にされる風習があるから、お兄ちゃんばっかり可愛がられてたのよ。だから今でもお父さんに気にかけてほしいと思ってるんじゃないかしら?」

推察

次男である夫は、父親が純粋に大好きなのではなく、小さいころ兄ばかり大事にされたことを寂しく思い、大人になった今でも父親の愛情を求めているのだと思いました。

すると義母の話を聞いていた娘が「普段あんな偉そうにしているのに、何それ? バカじゃないの? 私たちはものすごい犠牲者じゃん!」と言い出しました。

確かに実家に行くときは大好きなお父さんに会えるから元気で上機嫌、帰りは次に帰省するまでは会えないから不機嫌になる……そんな状態に付き合わされるこっちはたまったもんじゃないという娘の意見は正しいのです。

聞き耳

夫は隣の部屋で聞き耳を立てていたらしく、その日の夜、私に「お袋の言うことは気にしないで良い」とバツが悪そうに言ってきました。

その年の帰り道はいつもの不機嫌は鳴りを潜めていましたが、道中で娘に「パパ、次におじいちゃんに会えるまで不機嫌でいるの?」と言われ、さすがにションボリとしていました。

夫の気持ちも理解はできますが、自分の感情で周囲を振り回すのは、もうやめてほしいものです。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:RIE.K

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