Text by 井上大輔(編集部)
3日に行われるアジアカップ準々決勝で日本と対戦するイラン。
日本とは何度も対戦してきたライバルだ。ここでは、珍しい経歴を持つイラン選手を調べてみた。
1番:アリレザ・ビランヴァンド
2015年に代表デビューした31歳のGK。191cmの長身で、世界レベルの“強肩”を持つことでも知られる。
2016年にはW杯予選の韓国戦で61メートルもの驚異的スローを披露。「サッカーの試合で手による最長スローを記録」としてギネス世界記録から認定を受けた。
貧しい出自で父親がサッカー選手になることに強く反対していたこともあり、生計を立てるために洋裁工場や洗車場で働きながらプレーしていたそう。
10代の頃に実家を出てテヘランへ移住した際には、しばらくはホームレス状態だったとか。強肩については「神様がこの才能をくれたことは大きな名誉」と述べているという。
10番:カリム・アンサリファルド
2009年に代表デビューした33歳のFW。
代表戦130試合に出場し、代表通算30ゴールを決めてきた。それぞれイラン史上7位となる記録だ。イスラーム・アザド大学中央テヘラン支部では、体育を専攻していたそう。
ギリシャやキプロスでのプレー経験があり、2018年には2年間の交際を経てギリシャ有数の実業家の娘と結婚した。ギリシャの億万長者と結婚したとも伝えられている。
ギリシャ系アメリカ人の奥さんは、キプロスで医学を学び、ギリシャの大学で心理学を専攻した後、アメリカの大学を卒業したとか。彼女自身も取締役を務めている企業は、海運会社というよりもむしろ海上でのメンタルヘルスと意識の向上を促進しているそう。