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「防犯ブザーを鳴らせば…」考えた直後に絶望、小学生の防犯に弱点|あの日わたしは、誘拐されかけた

  • 2024.2.3

このお話は、著者・ほや助さんによるエッセー作品です。誘拐に遭いかけた怖い経験談を描いています。逃げ出そうとしたのに、腕を掴まれて身動きが取れなくなってしまうほや助さん。おじさんは家で一緒にプイキュアのアニメを見ようと言うのですが、このまま連れていかれては大変…。恐怖ばかりがほや助さんの頭をよぎります。そして、さらに追い打ちをかけるように…。『あの日わたしは、誘拐されかけた』をご覧ください。

誘拐犯は、人通りのない場所を選んで声をかけるといいます。さらに、防犯ブザーのついていないカバンを持っていたほや助さんは、なす術がないと思ってしまったようです。

習い事用のカバンにも防犯ブザーをつけるなど、すきのない防犯対策が必要ですね。

子どもと話しておきたい「誘拐事件に遭わないために」

近年、凶悪事件が後を絶たず、子どもに被害が及んだものも報道されています。遊びに出かけたわが子がなかなか帰って来ないと、「もしかして誘拐?」などと、気が落ち着かなくなりますね。とはいえ、常に親がついていられるわけではありません。そこで、子どもが誘拐や連れ去りについての意識を高められるよう、親子で話しておくことが大切です。

誘拐が発生しやすいのは、子どもが1人でいる時、ひとけのない場所。また、千葉県警察の調査によると、不審者が出没する時間帯は登下校時間帯(14~17時)が約76%を占めているといいます。登下校時間には特に注意が必要です。

まずは1人になるシチュエーションを作らず、複数で行動するよう伝えましょう。そしてもし危険を感じた時には、相手から離れる、防犯ブザーを鳴らす、大声を上げるなど、具体的にどうすればよいかを教えましょう。

いざというときは動揺して思うように動けないこともあります。できれば防犯シミュレーションを行い、必要な行動を体で覚えさせておくと良いでしょう。

著者:もも

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