アプローチOK？ NG？「好きな人に好きな人がいる」場合

片想いの相手に好きな人がいた……！と衝撃の事実を知ってしまった時、激しくショックを受けますよね。また好きな人がいるのを知っていながら気持ちを止めることができず、「好きな人に好きな人がいる」恋愛はそう珍しくないようです。

相手に想いを寄せる人がいる状態で恋を進めるのはなかなか難しいものの、決して勝算がないとは言い切れません。

アプローチをすべき時、しない方がいい時など今の状態によって動き方が変わるため、いい結果を掴み取れるような行動を心掛けましょう。

そもそも好きな人に好きな人がいる時、アプローチをすべきなのでしょうか？その答えは「ケースによる」。諦めた方がいい場合と、めげずに頑張った方がいい場合がありますから、すぐにもうダメだー！と思ってはなりませんよ。

ほぼ100％の確率で負けが決定していない限り、諦めずにアプローチしましょう。

人の気持ちは変わっていくものなので、あなたの努力次第では彼を振り向かせられますし、彼が片想いをやめることも大いに有り得ます。

ただ長期戦になるとメンタルが消耗しますから、自分の無理がない範囲で続けると◎

女性は勘が鋭い生き物なので、ふとした瞬間に「もうダメかもな」と思ったらその時が引き際でしょう。反対に「これはイケるかもしれない」「あとちょっとだな」と確信を持ったのなら、積極的に前へ進むと良い結果が得られやすいのです。

「好きな人に好きな人がいる、けれどもアプローチOKかどうかが分からない！」と、ジャッジに困る女性もいます。

そんな時は彼とその相手がどんな関係なのか、相手が好きな人にどんな態度を取っているか？などで見極めましょう。

何も分かっていないままがむしゃらにアプローチをしても肩透かしを喰らうか、失敗するだけ。

「片想いの相手に好きな人がいる」だけで難易度が高くなりますので、戦略を立てながら賢いアプローチを心掛けてください。

どう考えても彼のことを相手にしていない時や、彼を完全に友達扱いしている時は「彼の好きな人」がメンズを恋愛対象として眼中に入れていない状態です。

男性は鈍感と言えど、恋愛の相手として見られていなければいつか気が付くはずですから、アプローチ次第であなたに振り向く可能性は十分に考えられます。

それに「彼の好きな人」が彼を男性扱いしていない時は、女性の邪魔が入りづらくなるといった利点も。余計な恋のライバル登場は避けたいものですからね……！

明らかに彼が相手にされず、うまくいってなさそうな時こそチャンス！好きな人の寂しい心にヌルっと入り込み、アプローチしながら恋人というポジションを狙っちゃいましょう。

彼の好きな相手に恋人がいる時もアプローチしてOKです。

きっと彼も「彼氏がいる人を好きになってしまった現実」に戸惑いを感じているでしょうから、別方面からのアプローチにはなびきやすい状態。ガツンと勢いよく迫るのではなく、友達ポジションからじわじわと攻めていくと◎です。

ただし気を付けてほしいのは、相手の女性が彼へ乗り換える可能性があるという点。

女性が相手の好意に気づき、揺れてしまう→乗り換える、なんて恋愛もよくありますから、アプローチすれば絶対に安泰とは言えないのがこのケースの難しいところ。

「彼の好きな人には恋人がいるし」と安心していると危険なので、気を抜かないように気を付けて！

悲しいことに、最も勝算がないのがこちら。男性が女性に恋愛相談を持ちかけるのは特別な感情を抱いていないから。良い友達ではあっても、現時点ではあなたを恋愛対象として見ていないのです……。

たまにひねくれた男子は恋愛相談をわざと持ちかけて嫉妬させる、なんて厄介なテクニックを使いますがごく稀なケースだと思った方がいいですね。

ただ勝算がないと言えど、恋愛成就の可能性ゼロとは言い切れません。相談を持ちかけられたら好きな人の片想いの相手を下げる、けなす発言は避けましょう。

居心地の良い相談者ポジションを築ければ彼の心がなびくかもしれないので、風向きが変わってからアプローチすることをおすすめします。

好きな人に好きな人がいて、まだまだアプローチの余地があると確信した時はめげずに前を向きましょう。じっとしていても何も始まりませんし、ウジウジ悩んでいる間に彼を取られてしまうかもしれないからです。

恋愛を成就させる近道はただ一つ、「彼とお友達になること」。いきなり恋愛的な関係を築くよりも、まずは彼にとって居心地の良い存在を目指します。

男性は一緒にいて落ち着ける相手を恋人に選ぶ傾向が強いため、あなたと過ごす時間が最もホッと一息つける瞬間だということに気づくと、恋愛感情も芽生えやすいもの！

友達の関係からカップルへ発展するなどよくある話なので、仲良くなるのが最も効果的なアプローチ法と言えます。

決して嫉妬で彼の好きな人を蹴落としたり、心が離れるよう悪口や噂話をふき込んだり、恋を諦めるように促してはなりません。余裕のない行動は自分で自分の首を絞めるだけですよ！

ハードルが高い恋愛であり、長期戦になるのを覚悟した上で彼のハートを射止めましょう。仲良しのお友達になれたところで、ようやくスタートラインへと立てるのです。

Written by たかなし亜妖