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韓国代表、ソン・フンミン圧巻FK弾で豪州撃破!15年大会決勝の雪辱果たしベスト4進出【アジア杯】

  • 2024.2.3
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韓国代表が、再び劇的勝利で準決勝に駒を進めた。

韓国代表は2月2日(現地時間)、カタール・アル=ラクワのアル・ジャヌーブ・スタジアムで行われたアジアカップ準々決勝でオーストラリア代表と対戦。延長戦の末、2-1の逆転勝利を収めた。

前回のサウジアラビア代表戦では3バックを敷いたユルゲン・クリンスマン監督だが、この日は従来通りの4-2-3-1を採用。

サウジアラビア戦で劇的同点弾を決めたFWチョ・ギュソン(25、ミッティラン)が先発に復帰したほか、FWソン・フンミン(31、トッテナム)、MFイ・ガンイン(22、パリ・サンジェルマン)、DFキム・ミンジェ(27、バイエルン・ミュンヘン)ら主力が順当に出場。FWファン・ヒチャン(27、ウォルヴァーハンプトン)は今大会初めて先発に名を連ねた。

一方、グラハム・アーノルド監督率いるオーストラリアは、FC町田ゼルビア所属のFWミッチェル・デューク(32)らが先発出場した。

前半は韓国が7割以上ボールを支配するも、終了間際にオーストラリアに先制点を献上。41分、オーストラリアに痛恨の先制点を献上。自陣でファン・インボムの横パスを奪われると、最後はMFコナー・メトカーフ(24、FCザンクトパウリ)の上げたクロスをFWクレイグ・グッドウィン(32、アル・ワフダ)に押し込まれ、失点を喫した。

韓国代表
(写真提供=韓国サッカー協会)韓国代表

後半はオーストラリアの堅守に苦戦した韓国だが、またしても劇的展開で同点に追いつく。

同アディショナルタイム7分、ペナルティエリア手前でパスを受けたソン・フンミンが相手選手に囲まれながらも単独突破し、エリア内に侵入したところで相手DFに倒され、PKを獲得。これをファン・ヒチャンが豪快に成功させ、試合は再び延長戦へと突入する。

そして延長前半12分、ファン・ヒチャンの突破から得たペナルティエリア手前でフリーキックを得ると、ソン・フンミンが直接シュートを狙い、見事にゴールネットを揺らした。

また、同終盤にはファン・ヒチャンに危険なスライディングを仕掛けたMFエイデン・オニール(25、スタンダール・リエージュ)がVARにより一発退場。数的有利を得た韓国は最後まで同点を許さず、2-1で勝利を収めた。

ソン・フンミン
(写真提供=韓国サッカー協会)直接フリーキックを決めたソン・フンミン

韓国は2015年大会の決勝でオーストラリアと対戦し、延長戦で1-2と敗れ準優勝に終わっていた。ただ、今回は同様の展開で勝利を収め、ベスト4進出に成功した。

(文=姜 亨起/ピッチコミュニケーションズ)

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