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2歳児のイヤイヤ期!物を投げる・たたく行為はどのくらい叱る?親子でイライラを追い出す方法も

  • 2024.2.2

子どもがイヤイヤ期に突入!物を投げたり、泣き喚いたり癇癪(かんしゃく)を起こして急に怒ったり、パパママにとっては困る行動のオンパレード。とくにパパママをたたいたり、物を投げたりなどの行動は、楽しい時間が一気に暗いモードになってお互いしんどい時間になってしまいます。でも相手はまだ2歳の子ども。そんなまだうまく話すこともできない2歳児への適切な接し方を身につけ、乱暴な行動を少しずつ減らしていけるようにしてみましょう。

2歳児のイヤイヤ期突入!物を投げたりたたいたり、どう対応したらいいの?

最近パパママの提案を拒否することが増えた、首を振ったり態度で示したりと嫌がることが増えた…「年齢も2歳だし、もしかしてイヤイヤ期突入?」

2歳ごろの子どもをもつパパママの中にはそんなことを感じている方もいるかもしれません。パパママの提案をただ拒否するだけでなく、ひどいときは物を投げたり、物や人をたたいたりすることもあるとどう対応すればよいのか悩んでしまいますよね。イヤイヤ期の子どもとどのように接していけばよいのでしょうか。

2歳児のイヤイヤ期によくある行動

まずはイヤイヤ期の子どもが反抗の意を示すときにとりがちな行動をおさらいしてみましょう。どんな行動をするかによって対処方法も異なってきます。

物を投げる

身の回りにあるものをつかんで投げる、というのは子どもにとって一番手っ取り早く「いらだちの気持ち」を表せる手段のひとつです。食事中ならおかずやスプーンを投げたり、同じおもちゃを何度も投げたりして、気に食わないものを自分から遠ざけることもあります。

ママやパパをたたく

物に当たる以外に、人に当たることもあります。一番身近な相手で、反抗しても嫌われないという信頼のある相手といえばパパやママですよね。

2歳ごろのイヤイヤ期にある子どもは、そのときの子どもの感情を逆なでしてしまったパパやママをたたくことがあります。手のひらでたたくこともあれば、おもちゃや手に持った道具などでたたくこともあり、どうにかならないか手を焼いているパパママも少なくありません。

お友達をたたく

遊びに行った公園や児童館、子育てセンターで楽しくお友達と遊んでいたのに、ささいなことからけんかになりお友達をたたいてしまう…そんな経験をされた方もいることでしょう。イヤイヤ発動のきっかけがお友達である場合、その場で手が出てしまう、たたいてしまうこともあります。

足でどんどんする

買い物に出掛けてお菓子を買ってもらえなかったり、ごはんの時間だからとおもちゃを片付けられたり。その場で抗議したいときに足を踏み鳴らすことがあります。立ったまま足をドンドンと踏むだけではなく、寝転んで足をジタバタと床にたたきつけることもあり、賃貸物件に住んでいる方にとっては大きな悩みの種ですよね。

泣き続ける

物を投げたり足を踏み鳴らしたり行動で示すことも多いイヤイヤ期ですが、ひたすら泣き続けるのもイヤイヤ期によくある抗議手段です。長いときには半日ずっと泣いていることも。

筆者の第1子は公園で1時間くらい寝そべって泣き続けたことがあります。近所の人が心配して見に来たくらいです…。

2歳児を育てているママの普段のようすは…

ママたちは2歳児のイヤイヤ期や癇癪(かんしゃく)と日々戦いながらもどうにかやりくりしています…が、ときには疲れて弱音を吐きたくなることも。2才児を育てるママの声をご紹介します。

気に入らないと、物投げます😅
遊びの延長で、パパの顔面叩きに行きます💦
机に足はあげませんが、お行儀が悪い場合はダメだよとその都度注意してます😊
2歳半の男子そんなもんだと思います(笑) qa.mamari.jp

遊びの延長でパパに意地悪をしてしまう子どもはいるのではないでしょうか。普段ママよりも接している時間が少ないパパは、イヤイヤ期の子どもにどのように接していけばよいのか困ってしまいますよね。また、「ママは怒るけどパパは怒られない」と思ってパパに意地悪をするケースもあるようです。

常にではないですが、今日は特に激しいです。うちはすごい口達者なのにやるから困ります。
足でどんどんもやります。小さい机だとどんどんやり、大きい机だと足が届かないから足のせるみたいな。
本当にしつけは難しいです。 qa.mamari.jp

筆者の子どもも足を踏み鳴らしたり物に当たったりすることが多く、自分の言葉で表現できる時期になっても足踏みをして抗議の意を示すことがたびたびありました。机に足を乗せるのはお行儀が悪いと分かっていてわざとやっているときもあるので、対応に困りますよね。

長男が2歳の時,次男が今2歳なったばかりですが気に入らないと投げては泣きちらしてました。。私も余裕がなく怒り悪循環になってました。魔の二歳児もありますし,保育士さんに相談したら,うまく話せないし表現出来ないから,そうゆう行動をするのもあるよ〜。お母さんが,子供の気持ちに寄り添って,くみとってあげたら少しずつ良い方向にいくよ〜。〇〇嫌だったんだね〜。こうしたかったのかな?とか。
なるべく,そう心掛けてても無理な時は無理ですよね(T_T) qa.mamari.jp

このママのようにこどもの気持ちをくみ取るように心がけていても、うまくいかないことやママの気持ちがめいってしまうことが多いのが現状。イヤイヤ期の子どもと上手に接することができる方法はあるのでしょうか。

2歳児が癇癪(かんしゃく)を起こす理由

2歳の子どもはまだ言葉にして自分の気持ちを伝えるのがうまくなく、言いたいことが伝わらなかったり、うまくいかなかったりすると癇癪(かんしゃく)を起こしてしまうことがあります。その結果、物を投げたり人に当たったり泣きわめいたり、といった子ども自身ですぐにできる行動に移り、感情を表現します。

子どもが物を投げたり人に当たるようになったり乱暴な行動に出て「将来は乱暴な子に育つのではないか」「育て方が間違っているのだろうか」と考えてしまいがちですが、成長の一環としてじっくりゆっくり子どもにルールを教えていきましょう。

2歳児の癇癪(かんしゃく)にどう対応したらいい?

子どもが起こす癇癪(かんしゃく)、親はどのように対応すればよいのでしょうか?イヤイヤ期を乗り越えるための基本的な対応方法を学んでいきましょう。

癇癪(かんしゃく)の対応方法①子どもの気持ちを受け止める

まず子どもがどうして怒り、泣いているのかを考え、子どもの気持ちを代弁してみましょう。

「投げるほど嫌だったんだね」「このおもちゃで遊びたかったんだね」「お風呂に入るのが嫌なんだね」と、まだ上手に話せない子どもの代わりに気持ちを代弁することで、子どもは「自分が伝えたいことを分かってくれているんだ」「こう伝えたらいいんだ」と徐々に認識していくようになります。

癇癪(かんしゃく)の対応方法②子どもに共感してからママの気持ちを伝える

子どもが落ち着いてきたら、「ママはこうしてほしくなかったな」「おもちゃを投げるとおもちゃさんが痛いね」「たたくとケガしちゃうね、ママ痛かったな」と、パパママがどのように感じたか、今後どのようにしてほしいのかを優しく語りかけましょう。

「ダメ!」と頭ごなしに否定するのではなく、「次からこうすればいいよね」と改善点を伝えていくことも大切です。

2歳児のイヤイヤへの対処法

イヤイヤ期は「どう行動すればよいか」について根気強く教えていくことが必要ですが、物を投げたさらにコツが必要です。声掛けの例を見て、どのように対応するとよいか学んでいきましょう。

物を投げた時の対処法

物を投げたときの対処法は大きく分けて2パターンあります。ボールなどもともと投げるものを投げたときと、ミニカーや積み木など投げてはいけないものを投げたときです。

もともと投げてよいものを投げたときは、「ボールは投げて遊ぶものであるが、怒って投げるものではないこと」を伝えましょう。むしゃくしゃしてボールを投げたときに頭ごなしに叱ってしまうと、ボール遊び=やってはいけないこと、と子どもが考えてしまうかもしれません。

ミニカーや積み木など投げてはいけないものを投げたときは、子どもの気持ちを落ち着けた上で「くるまさん痛いよ」「人形さん泣いてるよ」とおもちゃの気持ちを代弁してみたり、投げたものを一緒に片付けたり、一緒に元の位置に戻すのもよいでしょう。

また、物を投げて叱るとき、子どもの手を握って伝えることも効果的です。おもちゃは投げるものではないこと、投げていいものとダメなものがあることをきっちり伝えることで、「むしゃくしゃしたときに投げてはいけない」と少しずつ覚えていきます。

食べ物を投げた時の対処法

食べ物を投げたとき、食べ物は投げるものではないことをしっかり伝えましょう。「遊んではいけない」という言い方よりも、「食べ物だからあーんして食べようね」と具体的に言うほうがより伝わりやすくなります。

また、せっかくの食事をムダにしないためにも、食事の盛りつけ量も見直すようにしましょう。あらかじめ少なめに盛り付けておいて、全て食べ切ったあと褒めておかわりを渡す、という方法も有効です。少しずつ食事のマナーを覚えていって、おいしく食べてもらえるようになるとよいですね。

イライラの気持ちを切り替える方法も伝えてみる

イライラしたとき、パパママはどんなことで気持ちを切り替えるでしょうか。

これは筆者の経験上ですが、2歳といわず、子どもだって毎日イライラすること、むしゃくしゃする場面に出会うことはたくさんあります。

2歳児にすべて理解させるのは難しいかもしれませんが、できれば「イライラはこうやって心から追い出すといいよ」という代替え案を教えてあげるのも1つの方法です。

私は自分の2人の子どもたちに、イライラしたときの気持ちの切り替えの仕方を伝え続けてきました。イライラを抑えることも大事ですが、パパママがおいしいものを食べてリフレッシュしたり、歌を歌って気持ちを切り替えたりするように、イライラも適切に消化して切り替えられることを目指すのも良いと思います。

イヤイヤ期は根気強く、ときには息抜きも

筆者の子どももイヤイヤ期がひどく、「お風呂入る」「入らない」を繰り返しずっと泣き続けていた子どもに成す術なく途方に暮れ、布団をかぶって事態が収まるまでやり過ごしていたことが何度もあります。

ですが、少しずつ時間をかけて根気よく伝えていくと同時に、年齢が上がり言葉のバリエーションも増えることで徐々にではありますが酷いイヤイヤを起こすことが減っていきました。

一過性のものだと分かっていても、ときにはパパママ自身もぐったりしてしまうかもしれません。温かい飲み物やちょっとしたスイーツに癒やされて、イヤイヤ期としっかり向き合える体勢を整えてくださいね。

著者:ママリ編集部

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