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今年の恵方位は「東北東」!【2024年2月】節分や立春にやるべき「開運行動」とは

  • 2024.2.2

2月に入るとすぐにやってくるのが、“節分”と“立春”。節分は厄を払い福運を呼び込む準備をする日、そして立春は暦のうえでは新たな一年がスタートする日であり、東洋では運気の変わり目とされてきました。今回は、節分や立春にやるべき“開運行動”をご紹介します。

2024年の恵方位「東北東」を向いて恵方巻を食べる

節分の開運食材と言えば“恵方巻”ですね。この恵方とはその年の吉方位を意味しており、2024年は「東北東」とされています。この恵方にはその年の福運を司る“歳徳神(としとくじん)”がおり、恵方を向いて心の中で願いを念じながら恵方巻を黙って食べきると、その願いは成就すると言われています。

ただ、恵方巻を喉に詰まらせてはいけないので、無理せず小さく切って食べるのが無難かもしれません。他にも恵方を向いて“いなりずし”を食べるのも金運アップに効果的。あまり知られていませんが、黄金色に俵型の福々しい形状から節分の隠れた開運フードとされています。

玄関と家の中心から見て鬼門~裏鬼門に豆をまく

節分と言えば豆まきですが、ただばらまくのではなく、豆をまく場所が大切です。まずは、家の顔であり運の入り口とされる玄関。そして、それと対を成すベランダにまきましょう。邪気を外へ出し、福運を家の中へ呼び込む気持ちでまくのが大切です。

そして、あまり知られていないのが、家の中心から見て鬼門(北東)~裏鬼門(南西)に豆をまくということ。ここは鬼、つまり邪気の通り道とされるので、節分ではこの場所を清めておくことも大切です。なお、厄年の人は鬼役となり豆をぶつけられることで、厄払いにもなると考えられます。厄年の人がまく場合、その豆は食べないようにしたほうがいいでしょう。

財布やハンカチなど身につけるモノを新調する

立春は陰陽が反転し、新たな運の気がめぐる貴重な一日。そのため新しいモノと良いご縁がある日だとされます。そこでこの日に、自分の身につけるモノを新調することをおすすめします。

ハンカチや下着・靴下などの衣類、名刺入れ・キーケース、そしてお財布などを買い替えるなら、ぜひこのタイミングで。可能であれば2月4日~19日の間が理想的です。買い替えたものはすぐには使わず、暗いところに2週間ほどしまっておいて15日目から使い始めると良いでしょう。なお、お財布の場合はいつもの3倍の金額を入れて寝かせると良いとされます。

朝一番の“若水”を汲み、供えた後に沸かして飲む

古くは立春の朝一番に汲む水のことを“若水(わかみず)”と呼び、別名で“宝水(たからみず)”や“福水(ふくみず)”とも言われていました。この名前からもわかるように、若水は一年間の邪気を払い、福をもたらしてくれる有難いお水。水道水でも構わないので、ぜひ汲んで神棚などにお供えしておきましょう。

そして、供えた若水をお昼以降に下げて、お茶を沸かすなどして飲むと、健康に恵まれるとされています。併せて、神社仏閣へ「立春参り」もすれば、運が開ける1年の始まりになるはずです。

おわりに

豆まきは、厄を追い払うための行事。しっかりとまいて、その翌日の立春を気持ちよく迎えたいものですね。なお、立春には新たな目標を紙に書き出して貼ると良いとされます。この一年に叶えたい夢を書いてみてはいかがでしょうか。

脇田尚揮/占い・心理テストクリエーター
株式会社ヒューマン・ライフ出版代表取締役社長、企業占術鑑定士、大学講師、秀心寺住職。

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文・脇田尚揮

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