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【雪の京都2024】雪の帽子をかぶったアフロ仏像さんに会いたかった♪ ~金戒光明寺・栄摂院~

  • 2024.2.3

1月25日の雪の日、アフロ仏像さんが気になり、見に行ってみました。境内の様子と塔頭寺院の栄摂院と共に紹介します。

有難いお姿にほっこり

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新選組誕生の地としても知られる「くろ谷さん」こと金戒光明寺。1175年、法然上人が43歳の時に、初めて草庵を営まれたことが開基だそうです。薄っすらと積もった雪の中、境内を散策してみました。

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くろ谷さんの入り口、山門です。高さ23メートル、壮大で威風堂々としています。1400年頃の建立と考えられ、応仁の乱で焼失。1860年に再建されました。屋根に薄っすらと積もった雪ですが、1層目は随分解けていました。山門内部は通常非公開ですが、春と秋に特別公開されています。

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御影堂(登録有形文化財)です。屋根にほんの少し雪が残っています。
堂内には、浄土宗の宗祖、法然上人をお祀りしています。ご本尊の阿弥陀如来坐像や吉備観音、千手観音、境内の文殊塔の文殊菩薩も安置されています。

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手水には、たくさんのアヒルが置かれています。
くろ谷さんの手水は、拝見する度に参拝客へのおもてなしの気持ちが感じられます。色んな表情の可愛いアヒルを見て、気持ちが和みます。

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蓮池にかかる極楽橋です。日本三大文殊と伝わる文殊塔へと続いていますが、雪で滑りそうなので、渡りませんでした(笑) 極楽橋は、三重塔を建立する際に、石橋に造り変えられたんだとか。

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文殊塔へ向かう階段の登り口付近に、アフロ仏像こと五劫思惟阿弥陀仏(ごこうしゆいあみだぶつ)さまがおられます。今回、お会いできるのを楽しみにしていました。

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雪の帽子を被られた、アフロ仏像様にお会い出来ました!
しかし、大きな頭です。一般的な仏像に、分厚いアフロのかつらを乗せたみたいですね。でもこちらの仏像様は・・・
五劫とは、気が遠くなるほど長い間を表していて、そんな長い間、思惟をこらし修行をされた結果、髪の毛が伸びて、渦高く螺髪を積み重ねた頭となられた様子を表しているそうです。全国でも16体ほどしかおられない中、石仏は珍しいんだとか。
有難いお姿、そして雪の帽子を被られていて、珍しい風景を見る事が出来ました。

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蓮池付近には、桜(おそらく十月桜)が、可愛い花を咲かせていました。これから花が増えそうで、楽しみです。

スポット情報

名称:金戒光明寺
住所:京都市左京区黒谷町121
電話番号:075-771-2204
拝観時間:9:00~16:00
拝観料:境内 自由
関連ページ:https://www.kurodani.jp/

塔頭寺院 栄摂院

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金戒光明寺塔頭寺院の栄摂院(えいしょういん)です。創建は1589年、隠れた紅葉名所としても、近年人気が高まっています。
場所は金戒光明寺山内で、位置的には金戒光明寺御影堂と真如堂のほぼ中間にあります。

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5月には皐月が綺麗な参道、丸く刈り込まれた皐月の上に、雪が積もっていました。

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小さなお地蔵さん。雪の帽子を被っていて、可愛かったです。

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紅葉の時期のみ公開されている庭園です。昨年は11月15日から公開されていました。薄っすらと積もっています。

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大きな楓の木の背後に、石仏のお釈迦様がおられます。頭上に少しだけ雪が残っていました。
紅葉時期以外は、庭園は開放されていないので、お釈迦様が遠くて残念でしたが、貴重なお姿を見る事が出来ました。

今回は、金戒光明寺周辺の雪の日の様子を紹介しました。雪の日も、雪の日以外も、風情を感じられる処なので、立ち寄られてはいかがでしょうか?

スポット情報

名称:栄摂院 えいしょういん (金戒光明寺 塔頭 )
住所:京都府京都市左京区黒谷町33
電話番号:075-771-3832
拝観:通常参道のみ、紅葉時期は庭園開放
拝観料:境内自由

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