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今夜は寒い! 韓国の伝統料理を手軽に楽しむ「手羽先サムゲタン」であったまろう

  • 2024.2.2
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具だくさんで、ひと皿で大満足!【旅する、ごちそうスープ】vol.3

寒くなってくると恋しくなるのは、お腹も気持ちもホッとさせてくれる温かなスープ。具だくさんにすれば、簡単にごはんやパンを添えるだけで食事が完成してしまう便利なメニューでもあります。今夜は漢方なし、スーパーで買える食材ばかり! いつもの献立に取り入れやすくアレンジされた「手羽先サムゲタン」で韓国の代表料理を堪能してみませんか?

漢方食材なしでも本格的な味わい 韓国風「手羽先サムゲタン」

鶏肉を堪能できるスープは、ぎんなんや栗、米も入って贅沢な仕上がり。身が柔らかくほろほろと骨からはずれる手羽先が最高! 好みで塩、こしょうを足しても。

<材料> (2〜3人分)
米…1/2合
鶏手羽先…6本
干ししいたけ…4枚
ねぎ(青い部分も含む)…1本
緑豆…大さじ3
塩…適量
粗びき黒こしょう…少々
ごま油…好みで適量
A
甘栗…8個
ぎんなん水煮…8個
にんにく…4かけ
しょうがの薄切り(皮付きのもの)…4枚
水…4カップ
酒…大さじ2
 
<作り方>
1.干ししいたけはぬるま湯に1〜2時間浸してもどし、石づきを除く。米をといでざるに上げ、30分ほどおく。手羽先は骨と骨の間に切り込みを入れ、塩小さじ1をすり込む。ねぎは3㎝長さに切り、緑豆はさっと洗って水けをきる。
2.鍋に、手羽先、ねぎ、緑豆を入れてふたをし、中火で熱する。煮立ったら弱火にして30分ほど煮て、アクが出てきたらそのつど除く。
3.②に米、しいたけを加えて、再度ふたをし、20分ほど煮て、途中、焦げないようにときどき底から混ぜる。塩適量、黒こしょうを添え、好みでごま油をかける。

POINT

手羽先は煮る前に切り込みを入れることで、鶏肉のだしがスープにしっかり出ます。さらに、火の通りもよくなるので、溶けるような柔らかさに。

〈作ってくれた人〉堤 人美さん
料理家。身近な食材や調味料を生かしたレシピが、家でも手軽に作れておいしい! と、大好評。雑誌、書籍、テレビなどで幅広く活躍し、著書『材料入れてコトコト煮込むだけレシピ』(主婦の友社刊)はベストセラーに。

cooking_HITOMI TSUTSUMI photograph_MIYUKI FUKUO styling&text_HIROKO NAKADA cooperation_UTUWA

otona MUSE 2016年12月号より

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