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「幕の内弁当」は、どこの「幕の内」で食べていたのか

  • 2024.2.2
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。1月26日放送分のテーマは「幕間と花道」です。

※画像はイメージです

「幕間(まくあい)」はもともと歌舞伎用語であり、ひとつの場面が終わって幕が閉められてから、次の幕が開くまでの間を指します。お芝居の休憩時間でもあります。

また「幕の内」という言い方もあり、「幕の内弁当」は幕間に食べる弁当という意味があったそうです。

「花道」も本来は歌舞伎用語で、客席から見て「舞台の下手(左側)」にある通路を指します。舞台と同じ高さで、客席のなかを通っています。

歌舞伎において、役者が花道を通って出たり引っ込んだりする場面は大きな見せ場でもあります。花道を通る役者はそこで一度立ち止まり、何かしらの演技を見せてくれることもあります。花道は下手にあるため、それを目当てに下手側の席を取るお客さんも多いそうです。

「花道」という名前の由来として、「お客さんが贔屓の役者に対し、花(ご祝儀)を贈るために設けられたもの」という説がありますが、それが正しいかどうかはわかっていないそうです。

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