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節分の日はおそばを食べよう!厄を落として長寿を願う「節分そば」のアレンジ5選

  • 2024.2.2

節分そばとは?

旧暦では、2月4日の立春が新年の始まりで、その前日にあたる2月3日の節分は大晦日の位置づけでした。

昔の人は、大晦日に年越しそばを食べるのと同じように節分にそばを食べていたそう。現在でも、長野県を中心とした信州地方や島根県を中心とした出雲地方で、よく食べられているようです。

節分そばには、箸で切れやすく簡単に噛み切れることから厄を切るという意味や、その見た目のように「細く長く生きる」という長寿への願いが込められています。

みなさんも今年の節分は、節分そばを作ってみませんか? 具材や作り方に特に決まりはないので、お好みのアレンジで楽しめますよ!

お手本にしたい!節分そばの絶品アレンジ

大根おろしアートで鬼さん

そばの上には、大根おろしアートの赤鬼がちょこん。

節分といえば「鬼は外!福は内!」と言いながら豆をまき、鬼を追い払うイベントですが、こんなかわいい鬼なら思わず歓迎したくなっちゃいそう!

作り方は、大根おろしに金時人参を混ぜて赤い顔を作ったら、鰹節の髪の毛にヤングコーンのツノをつけ、チーズと海苔で顔を描けば出来上がりです。

半熟の巾着卵や菜の花など、そのほかのトッピングも魅力的で、食べれば“口福”が訪れること間違いなしです!

あんかけそば

まだまだ寒さが続く今の時期は、あんかけそばにするのもいいですね。あんのとろみで、体の中からぽかぽかと温まります。

こちらのあんかけそばは、あっさりお出汁がやさしい味わい。具は、椎茸、鶏肉、ふわふわたまごと、揚げ焼きにしたちくわの磯部揚げをドーンとのせています。

ちくわの衣がつゆを吸って、サクッ&ジュワッとなった食感もたまりません。旨みたっぷりのつゆも、最後の一滴まで飲み干したくなってしまいそうです。

けんちんそば

関東の一部地方には、節分にけんちん汁を食べる風習があります。

けんちん汁とは、大根やにんじんなどの根菜を使った汁物料理のこと。低カロリーでありながらたんぱく質やビタミン、ミネラルなどいろいろな栄養素を摂取できます。

そばとも相性が良いので、けんちんそばにするのもおすすすめ! 根菜はさまざまな種類をたっぷり使うことで、汁に野菜の旨みが入ります。

お好みで、豚肉や鶏肉などお肉を入れてもいいですね。

牡蠣入りそば

旬の牡蠣はお鍋に入れて食べるのもいいけれど、そばに入れても絶品。プリプリの食感が楽しくて、牡蠣の旨みが染み出たつゆもたまらないおいしさです。

付け合わせは何でもOKですが、青菜が入ると彩りが良くなります。こんなふうに、かわいい鬼のかまぼこがあったらぜひ加えたいですね!

いわし缶の味噌トマトつけそば

関西や西日本の一部では、節分に邪気払いや無病息災を願っていわしを食べる風習があります。そこで、いわしの味噌煮缶を使ったつけそばはいかが?

つけ汁の材料は、いわしの味噌煮缶のほか、トマト缶(カットタイプ)、玉ねぎ、麺つゆ、粉チーズ、パセリ、ブラックペッパー。

おいしくて栄養も満点で、これさえ食べればどんな鬼にも立ち向かえそうです!

節分そばを自由に楽しもう!

恵方巻きは「恵方(その年の福徳を司る歳徳神のいる方角)を向いて食べると良い」とされていますが、節分そばにはそういった決まりは一切ありません。

2月3日の節分に食べるのであれば、時間や食べ方は特に気にしなくて大丈夫!

ぜひお好みのスタイルで、自由に楽しんでみてくださいね。

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