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バレンタイン、傷ついた女の子の肩を抱いた「キーパーソン」|ぼくの教科書がありません

  • 2024.2.1
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この漫画は、愛すべき宇宙人(@aisubekiutyu_jin)さんによる小学生の学校トラブルを描いたエッセー作品です。シズちゃんからチョコレートをもらったイチくん。しかし、恥ずかしさのあまり彼女を傷付ける言動ばかりしてしまいました。そんななか、シズちゃんは黙ってその場を立ち去ろうとします。そのとき、傷付いた彼女のところに、あの上級生が駆け寄ってきました。『ぼくの教科書がありません』第38話をごらんください。

自分の気持ちを整理することに精一杯のイチくんは、シズちゃんに言葉をかけることができませんでした。

立ち去るシズちゃんのもとに、お姉ちゃんが駆け寄って肩を抱き寄せました。そのお姉ちゃんこそ、大掃除の日にイチくんの紛失物を届けてくれた人でした。

教科書を失って得たものとは?

主人公・イチくんは、学校の机に入れていた教科書を次々と失くしてしまいます。母親に心配をかけまいと黙っていたのですが…。絵の具セットと習字道具までなくなったことが決定打となり、担任や母親に打ち明けました。その後、クラス全員で学校中を探しましたが、見つけることはできませんでした。

母親が新品を用意し、クラスメートもこのできごとを忘れかけていたころ、大掃除の日、上級生の女の子が「空き教室で見つけた」とイチくんが失くしたものを全て届けにやってきました。その子は同級生・シズちゃんのお姉ちゃん。シズちゃんとはかつて、バレンタインにちょっとしたいざこざを起こしてしまっていました。

イチくんは自身の行動からトラブルが起きてしまったのではないかと反省します。一方、このトラブルを通じて友人や母の気遣いにも気づくことができました。『ぼくの教科書がありません』は小学生の素直な思いを感じられるエッセー作品です。

著者:kotti_0901

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