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ソン・フンミンは「アジア杯最多出場」更新へ…韓国代表、8強豪州戦で達成し得る“新記録”とは?

  • 2024.2.1

アジアカップ8強で、韓国代表に“新記録”が生まれる可能性がある。

韓国代表は来る2月3日(日本時間)、アル・ジャヌーブ・スタジアムでオーストラリア代表とのアジアカップ準々決勝を戦う。

去る1月31日(日本時間)の決勝トーナメント1回戦では、サウジアラビア代表と延長120分間の激闘を繰り広げた末、最後はPK戦で4-2と勝利した。

次戦は来る2月3日、アル・ジャヌーブ・スタジアムでオーストラリア代表との準々決勝を戦う。

そのサウジアラビア戦で、韓国はアジアカップにおける2つの“タイ記録”を達成した。

一つが、キャプテンのFWソン・フンミン(31、トッテナム)が達成した「最多出場タイ記録」だ。

18歳で初出場した2011年大会から、2015年大会、2019年大会を経て、現在自身4度目のアジアカップを戦っているソン・フンミン。

今大会ではグループステージ初戦からベスト16までの全4試合でフル出場しており、サウジアラビア戦でアジアカップ通算16試合目の出場としている。

この記録が、かつて2000年大会、2004年大会、2011年大会とアジアカップ3大会に出場し、通算16試合でプレーした元韓国代表DFイ・ヨンピョ氏と並んだ。

ソン・フンミン
(写真提供=韓国サッカー協会)ソン・フンミン(中央)

もう一つが、アジアカップ自身初出場のDFキム・テファン(34、全北現代モータース)が達成した「最年長出場タイ記録」だ。

1989年7月生まれで今大会チーム最年長のキム・テファンは、サウジアラビア戦に「34歳190日」で先発出場、120分間フルでプレーした。

そして、アジアカップにおける韓国代表の最年長出場記録が、現在のユルゲン・クリンスマン監督体制でコーチを務めるチャ・ドゥリ氏が、2015年アジアカップ決勝のオーストラリア代表戦で達成した「34歳190日」。この記録に今回、キム・テファンも並んだ形だ。

この2つの記録が、サウジアラビア戦で最多タイに並んだ。つまり、次のオーストラリア戦で2人とも試合に出場すれば、ソン・フンミンは「最多出場記録」、キム・テファンは「最年長出場記録」でともに単独トップに立つことになる。

キム・テファン
(写真提供=韓国サッカー協会)キム・テファン

なお、国際Aマッチの通算出場記録としては、サウジアラビア戦までにソン・フンミンが通算121試合で歴代7位。かつてFC東京や大宮アルディージャ、ガンバ大阪で活躍したDFキム・ヨングォン(33、蔚山HD FC)が、通算107試合でパク・ソンファ氏と並んで歴代10位タイとしている。

ソン・フンミンは仮に決勝まで進出し、それまでの3試合すべてで出場した場合、記録を「通算124試合」に伸ばし、ユ・サンチョルさんやキム・ホゴン氏とともに歴代5位タイに並ぶ。

また、キム・ヨングォンは準々決勝に出場すれば、単独10位に浮上することになる。

はたして次のオーストラリア戦で韓国代表の新記録は誕生するのか、“数字面”にも注目したいところだ。

(構成=ピッチコミュニケーションズ)

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