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災害や事故時にペットを守る“母子手帳”の必要性 能登半島地震でも活躍した「ねこヘルプ手帳」がリニューアル

  • 2024.2.17
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ペットの母子手帳の必要性

ねこヘルプ手帳
ねこヘルプ手帳

災害や自分自身が病気になってしまった時、飼っていたペットはどうなってしまうのでしょうか。持病、予防接種歴や、通っていた動物病院、これらの情報を共有するためにはどうすればいいのでしょう。

ペットの母子手帳などの企画・販売を行う「nancoco(ナンココ)」が、飼い主の緊急時に飼い猫を守る手帳「バインダー式ねこヘルプ手帳」を、2024年2月1日(木)に一般販売を開始しました。

「ねこヘルプ手帳」は、急病や災害時に飼い主が意識を失い、家にいる猫の存在がわからずに猫を死なせてしまうという悲しい事故を防ぐためにできた手帳です。

2022年に「冊子版」のヘルプ手帳がされており、SNSで話題となりました。

今回は、前作ユーザーからの要望から、改善を重ね、バインダー式となって登場しました。

手帳の中を開くと、代理人情報と緊急連絡先。そして接種ワクチン管理や食事情報、世話情報や、猫の性格・注意点など、猫について細かく書き込める充実の内容になっています。

緊急時のみならず、普段からの健康チェックとしても活用できることが、猫の母子手帳と呼ばれるゆえんです。

バインダーの特長として、血液検査の結果記録ページやメモページなど、必要なページをリフィルにて買い足すことが可能となりました。多頭飼いの方も1冊で全ての猫の情報をまとめておくことができるなど、使う人に沿った使い方でカスタマイズできる仕様です。

能登半島地震でも活躍

必要最低限の猫の情報をまとめられる伝言メモ。能登半島震災被災時でも活躍。
必要最低限の猫の情報をまとめられる伝言メモ。能登半島震災被災時でも活躍。

注目は、災害時など何らかの理由でどうしても猫と一時的に離れなければならない時に使える「緊急伝言メモ」。東日本大震災で実際に猫と一緒に避難した方の声から生まれました。

「避難スペースは人と離れている場合が多く、避難所によっては雨ざらしに近い環境もある」という実際の声から、このページだけはビニールのクリアケースに入れた状態のものが挟まれています。

2024年1月1日に起きた能登半島地震で被災した人から、早くもこのページが活躍したという報告を受けているそうです。

2月に購入した人を対象に、新商品発売とねこの日(2月22日)を記念した「ねこの日記念熨斗」が用意されています。

バインダー式ねこヘルプ手帳の一般販売価格は、送料・消費税込み5000円。色はピンクと水色から選べます。

(LASISA編集部)

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