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「金銭面で距離置きたい」毎度ごちそうしてくれる義姉に抱く罪悪感

  • 2024.2.1

週に一度、隣町に住む義母の買い物に付き合うほぺ美さん。義母との関係は良好で、不満は何一つありません。車を出す用事は夫、お金の管理は義姉…と、うまく連携をとっているようです。義姉にご馳走されてばかりで気が引けるほぺ美さんは、誕生日プレゼントを贈りたいという義姉の提案を遠慮します。一人っ子のため、姉弟の関わり方がわからず、義姉の金銭感覚に戸惑いを感じていました。しかし、夫には心当たりがあるようです。山吹いろさん(@yamabuki___iro)による作品『8桁の使途不明金』第4話をごらんください。

夫に義姉について相談すると、以前金銭面で助けたことがあり、それを気にしているのではないかと聞かされます。しかし義姉とのお金関係の付き合い方に違和感のあるほぺ美さんは、距離を置きたいようです。

誕生日になると「気持ちだけで…」と遠慮していたにも関わらず名刺入れがプレゼントされました。パート勤務ではいらないもののように思えますが、一体なぜ名刺入れだったのでしょうか。

財産管理は家族間で取り決めを

このお話は、義母の預金から8桁の使途不明金が発覚したエピソードを描くエッセー。ほぺ美さんの夫には姉がいて、ほぺ美さん夫妻は義母の買い物の手伝い、義姉が預金カードを預かり、お金の管理を任されていました。

ある日、義母が預金残高が不自然に減っていることに気づきます。どうやら4年間で1000万円近くのお金が引き出されていたようです。預金カードからお金をおろせる人物は限られていて、家族はすぐにお金を下ろした人物を特定することに…。身内とはいえ、勝手に引き出してはいけません。まして、老後のために貯蓄していたお金がなくなり、義母は悲しい思いをしたことでしょう。

お金の使い込み自体はなくなっても、将来的な義母の金銭的援助や介護など、ほぺ美さん夫婦は正体大きな負担を抱えることになってしまいました。

兄弟や家族間でのお金の問題は、思わぬトラブルに発展することも。加齢などにより家計や財産を他者に任せる際には、「財産管理委任契約」や「家族信託」などを公正証書にまとめておくことができます。『8桁の使途不明金』は家族間でのお金の管理について考えさせられるお話です。

著者:ママリ編集部

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