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つい溜めこんでいませんか? 美容家が解説「部屋が片付かない女性が手放せないモノ」

  • 2024.1.31

家がなかなか片付かないとき、美容関係のグッズが家の中の相当なスペースを占めてしまっていることがあります。そこで今回は時短美容家の並木まきが、片付かない人の家に必ずある! と言っても過言ではないアイテムをご紹介します。

1:ショッパー

コスメショップで買い物をしたときに付属するショッパー(紙袋)は、コスメ好きほど手元に残りやすいグッズのひとつと言えます。オンラインの公式ショップで買い物をしても未使用のショッパーが付いてくることがあり、未使用のまま処分するのはもったいないからとそのまま取っておくパターンも多いはず。

しかしショッパーを使うシチュエーションは、ありそうでなかなか訪れないもの。少量ならともかくとして、気づけば大量のショッパーが収納スペースを占拠していた…となると、あっという間に片付かない原因になるでしょう。「保管しておくショッパーはこの量だけ」と自分であらかじめルールを設けておくと、ショッパーが増えすぎることもありませんね。

2:ギフトボックスや空き箱

ギフト包装をしてもらったボックスや、コスメそのものの空き箱も、片付かない家に置いてあることが多いグッズと言えます。スタイリッシュでかわいいデザインのものが多いので、何かに使うかもしれないと思うと捨てたくなくなりますよね。

しかし空き箱は、空箱のままにしても中に何かをしまったとしても、数が多くなるほど相当な収納スペースが必要になります。「いつか使うかも」と取っておくと、際限なく増え続けてしまいがち。用途を決めて使ったものからどんどん処分していくようにすると、増えすぎずに有効活用しやすいでしょう。

3:新製品パンフレット

お気に入りブランドでもらう新製品のパンフレットは、ため息が出るほど美しい装丁のものもあるだけに、処分するのはためらってしまいます。そのときにしか手に入らないものでもあるので、コレクター魂に火がついてしまい、何年分や何十年分と取っておきたくなる人もいるでしょう。

けれど、実際に見返す機会はなかなかないもの。また、集めれば集めるほど収納スペースを必要とするグッズなので、よほど収納に余裕がなければ片付かない原因になりがちです。どうしてもすぐに処分したくない場合には、「よほど気に入っているものや、最新のものを何年分だけ残す」といったルールを設けて保管するとスッキリしますよ。

4:紙やプラスティック製のポイントカード

あまり行かないブランドの紙・プラスティック製のポイントカードを持ち続けているのも、片付かない人ほどやりがちなパターンです。最近ではデジタルのポイントカードに移行しているブランドも少なくないなか、過去にアナログなポイントカードを受け取ったまま使う機会がなく、財布や引き出しに入れっぱなしになっていませんか?

長期にわたって使用していない場合は、すでに有効期限が切れている可能性も。カード類は定期的に見直しをしてスッキリさせましょう。

5:サンプル

コスメのサンプルは、旅行や出張の際に大活躍しますが、たくさん溜めすぎると片付かない原因になりかねません。一つずつは小さなパウチやボトルでも、数が多くなればかなりのスペースを取りますよね。しかも長期間にわたって保管しておいたサンプルは品質の低下も気になるので、もらったら早めに使うほうが安心です。

いつか使うかも、あれば便利かもと思って取っておきたくなるものではありますが、具体的に使用するシチュエーションが定まっていないなら、デイリーケアでどんどん使い切っていったほうが家は片付きます。

大のコスメマニアというわけではなくても、いつの間にか家の収納を圧迫している美容関連グッズは意外と多いもの。一つひとつが小さなものだったとしても、数が多ければそれだけ収納スペースを必要とします。まずは今必要なものを見定めて、使うシーンが思い浮かばないものは潔く処分したほうが、部屋も心もスッキリしますよ。
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文/並木まき

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