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メイクすると粉っぽくなる…冬の「粉吹き肌」を徹底的に防ぐ方法を美容ライターが解説

  • 2024.2.1
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乾燥して寒い冬に起こりやすい“粉吹き肌”。スキンケアをしているはずなのに夕方には粉を吹いたり、メイクをすると粉っぽく見えたりと、頭を悩ませてはいませんか? そこで今回は、年間300アイテム以上を試す空知地方在住・美容ライターの筆者が、粉吹き肌の原因とメイクやスキンケアでの解決方法をSTEP別に紹介します。

粉吹き肌の原因

粉吹き肌の主な原因は“乾燥”です。とくに冬は、気温も湿度も低いことで汗や皮脂の分泌量が減少しがち。肌内部の水分が空気中に蒸発しやすい状態であるにもかかわらず、肌の水分蒸発を防ぐ天然の保護膜である皮脂膜が作られにくくなるため、乾燥肌ではなくても乾燥を感じやすい季節となります。
肌が乾燥すると、角層のターンオーバーがスムーズに行われにくくなり、肌表面に不要な角層がたまりやすくなります。その状態で肌をかいたり衣類がこすれたりすると、角層がめくれて白い粉を吹いたように見える“粉吹き”状態になってしまうのです。

メイクでの解決策

STEP1

Sitakke

保湿スキンケアをしっかり行ったあと、保湿成分が配合された化粧下地を塗り、肌の乾燥やメイク崩れを防ぎます。
次に塗るファンデーションが崩れてしまわないように、薄く仕上げるのがポイント。ツヤのある仕上がりのものを選ぶと、かさつきや粉吹きが目立ちにくくなるのでおすすめです。

STEP2

Sitakke

リキッドやクリーム、エマルジョンタイプのファンデーションを薄く塗り、スポンジでなじませます。
ファンデーションは外部刺激から肌を守る役割があるので、乾燥しているときこそ使用したいアイテム。だた、ルースタイプやパウダータイプのものは、時間の経過とともに肌の水分や皮脂を吸着してしまい、粉っぽく見える可能性があるので、乾燥シーズンは使わない方が無難です。
最後にスポンジでなじませると、ファンデーションの密着力を高めながら余分な量を吸い取ることができるので、より薄膜で仕上げられますよ。化粧下地と同じく、ツヤのある仕上がりのものを選ぶと、粉吹き状態でもなめらかに見せられます。

スキンケアでの解決策

STEP1

Sitakke

コットンか手のひらに保湿成分が配合された化粧水を取り、肌にたっぷりのうるおいを与えます。乾燥が気になる部分には重ねづけをし、手のひらでやさしくハンドプレスをしてムラなくなじませましょう。
時間があるときは、化粧水を塗ったあとに密閉効果の高いシートマスクを重ねて、効率的に保湿ケアをするのもおすすめです。

STEP2

Sitakke

油分の多い乳液やクリームで、化粧水で与えたうるおいをしっかり閉じ込めます。乳液やクリームを手に取ったら、手のひら全体に広げて温めたあと、すべらせるようになじませて、化粧水と同じくハンドプレスして整えます。
「肌表面がもっちりしていれば化粧水だけでも大丈夫では?」と思うかもしれませんが、化粧水だけでは水分をキープする力が足りず、肌内部の水分が蒸発してしまうので、乳液やクリームで蓋をするのが鉄則です。
また、化粧水をつけずに乳液やクリームだけで保湿ケアを行うと、肌内部が乾燥したままの状態となってしまい、粉吹き肌が悪化する恐れがあります。ですので、化粧水で水分補給をしたら、水分をキープできるように乳液やクリームで肌を整えるようにしましょう。

保湿ケアが重要になるこれからの季節。メイクやスキンケアのやり方を見直して、粉吹き肌に悩まない快適な冬をお過ごしください!

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文:あやの(美容ライター)
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【ライター:あやの PROFILE】
空知地方在住。2歳の娘が可愛くて仕方ない美容ライター。OL時代、毎月の給料日にご褒美コスメを買うのが日課になり、美容が大好きに! 正しい美容知識を身につけるためにコスメコンシェルジュを取得し、様々な媒体で美容関係の記事を執筆中。

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