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「義姉のお子さんを預かるのは限界です…」義母に伝えると「子どもは海外よ?」判明した衝撃の事実とは

  • 2024.1.31

ある日、突然夫が3歳の女の子を連れて帰ってきました。その子は義姉の娘で、離婚して海外から帰国した義姉が職場復帰して落ち着くまでの間うちに預かってほしいとのことでした。しかし、1カ月経っても、2カ月経っても義姉は一向に娘を迎えに来ません。限界を感じた私が義母に相談すると、衝撃の事実が判明したのです――。

長い期間、女の子を預かることに限界を感じた私が夫に「義姉の連絡先を教えてほしい」「私が話をするから」と抗議しても、夫は相手にしてくれません。私は次第に「このままでいいのだろうか……」と思い悩むようになっていました。

衝撃の事実

数週間後――。

その日は、夫が義姉のもとに娘を連れて行く予定の日でした。しかし、夫は「残業があるから送っていくのは無理」と言い出したのです。

実は、先週もそう言って義姉の娘を送迎しなかった夫。しかも、義姉も「それでいい」と言っているそう。「ママ、ママ」と言って義姉を恋しがって泣いている義姉の娘の姿を見て、私の心はものすごく痛みました。

夫は「仕方のない事情がある」「今の状況には何の問題もない」と繰り返すばかり。しかし、義姉の娘も、そして私も、流石に限界です。そこで、私はある人に助けを求めることに……。

翌日の昼ごろ――。

「お義母さん、お義姉さんの連絡先を教えて下さい」

「毎日お子さんを預かるのは流石に限界です」

「え?娘は子どもたちと海外に居るわよ?」

限界を感じた私が助けを求めたのは義母。義母によると、義姉は離婚しておらず、今も海外で旦那さんと子どもたちと仲睦まじく過ごしているそう。

私は正体不明の女の子を預かっていること、そして夫が頑なに義姉の連絡先を教えてくれないことを義母に話しました。夫が嘘をついているのは明らか。合点のいった義母は、すぐさま義姉の連絡先を私に教えてくれました。

さらに、「結婚した時点から、あなたのことを実の娘と同じように思っているわ」「自分の思うようにやりなさい。絶対に後悔だけはしないようにね」と義母。その言葉に勇気づけられて、私は行動を起こすことを決心したのです。

たとえ偽善でも

そして、夕方――。

義姉と電話で話した結果、やはり、義姉は海外で夫と子どもたちと暮らしていることがわかりました。私の預かっている女の子についても、まったく知らないとのことでした。

すぐさま夫に連絡し、義母から連絡先を聞いて義姉に電話したことを話すと、「バレたか……」「もう潮時ってことだな」と悪びれる様子もありません。「あの子は俺の不倫相手の子どもだ」「お前に預けて不倫相手と2人で会ってた。これで良いか?」と、あっさり女の子の正体を話したのです。

「残業」と嘘の理由をついて、なかなか家に帰ってこなかった夫。さらに「今も不倫相手の家に泊ってるよ」と言うのです。不倫ではないか、とうすうす感づいてはいたものの、夫の開き直りぶりに、怒りよりも先に呆れてしまいました。

「ここまで来た以上はもう離婚よ。慰謝料も請求するわ」と私が言うと、「離婚して慰謝料とるのが目的か。払ってやるよ」と夫。「じゃあ離婚届にサインしたら娘も引き取るわ」と言った夫に対し、私は怒りを爆発させました。

「この子はあなたたちのところには帰る?」「男のために娘を蔑ろにするような女、母親じゃないわ」

私の言葉に、夫は「子どもが親元に帰るのは普通のことだろ?」「無理に止めさせるお前の方が問題だ」と反論。しかし、夫と不倫相手がしたことは、世間的に見れば育児放棄なのです。

私は児童相談所にも警察にも行くつもりでいました。大人に歯向かうことなんてできない3歳の女の子が少しでも幸せになれるよう、私が戦うのです。

その後――。

私は夫と離婚し、慰謝料を請求。私の通報により、女の子は施設に預けられることとなりました。

通報することで、再びこの子を母親と引き離してしまうことになるのかもしれないと、さんざん悩みました。ですが第三者にしっかり調べて判断してもらうことがこの子にとってもよいのだと考えて、通報に至りました。

経済的な状況からも、私には女の子の人生の全てを抱える覚悟はありません。ですが、仕事が休みの日には施設に顔を出しています。施設に会いに行くたびに笑顔で駆け寄ってきてくれる女の子。いつか元夫と不倫相手が心を改めることを願いつつ、私はできる限りこの子を支えていきたいと思っています。


著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

ベビーカレンダー編集部

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