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「最後に最下位になった2005年は完封負け10」今シーズンの完封負け数にカープファンも悲鳴

  • 2024.5.16
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写真:SANKEI

広島東洋カープ(以下、広島)14日から松山市の坊っちゃんスタジアムで、東京ヤクルトスワローズ(以下、ヤクルト)と戦います。この2連戦を勝ち取れば、貯金生活。床田寛樹投手と森下暢仁投手が先発予定だけにしっかりと勝ち切りたいところです。

広島らしい“守りの野球”で接戦をものにする

初戦の先発は床田投手。そしてこの日は堂林翔太選手に代わり1軍に昇格したばかりの林晃汰選手が6番・一塁手で先発出場しました。ヤクルト・小澤怜史投手の140キロ近いストレートを中心とした多彩な球種に翻弄され3回まで0点で抑えられてしまいましたが、4回にチャンスがやってきます。一死走者なしから菊池涼介選手が放ったヒットを右翼・丸山和郁選手が後ろに逸らし、一気に三塁へ。続く4番の小園海斗選手がそのチャンスをしっかりといかし、先制のタイムリーを放ちました。4番に座っても臆するどころか、いきいきと躍動する小園選手の様子にカープファンからは「小園4番向いてる」などの声が上がっています。

小園君が調子いい間は当面4番で
小園は4番向いてるかも
相変わらず点は取れないけど、4番に小園が入ってから小園凄い打つようになったし、勝てるようになった やっぱり4番が打つと違うよな

小園選手は6回にも決勝打を放ち、投げては床田投手が7回1失点と好投。1回には矢野雅哉選手のファインプレーなど、カープらしい守りを中心とした試合で1点差ゲームをものにしました。

今季11度目の無得点試合で完封負けを喫する

2戦目にマウンドに上がったのは森下投手。制球に苦しみながらも6回1失点で抑えます。一方打線は、初対戦でプロ初登板のヤクルト・松本健吾投手の制球力に翻弄されてしまいます。2回にビッグチャンスをつくりますが、決定打に欠け、4回以降はランナーすら出せず今季8度目の完封負けを喫し、さらには11度目の無得点試合になりました。主導権を握られてしまうとチャンスどころかランナーを出すことすら厳しい広島打線にファンからも厳しい意見が。

34試合戦って無得点試合11。負け15の内半分以上の9試合が完封負け。これで5割保ってるって奇跡に近いな。逆に言うと点を取れば15勝6敗2分けと7割越えの勝率。ねぇ点を取ってよお願いだから。
ふと気になって調べてみたらカープが最後に最下位になった2005年は完封負け10、スコアレスドロー1の無得点試合計11試合だった 今シーズンもう並んでませんか(震え声)
11試合目の無得点試合で15試合しか負けてないのはこらえてるほうだなって思っちゃったよ

カープファンにとってはフラストレーションがたまる試合ですが、ここまで5割で戦えているので悲観するほどではないでしょう。ただ、これから交流戦が控えており、特にソフトバンクホークスは.259と脅威のチーム打撃成績を叩き出しており、投手の負担がより大きくなることが予想されます。さらには夏には投手陣の疲労などが心配されるため、野手陣の代打起用や2軍選手の活躍が急務であることは間違いないでしょう。


※本記事は、5/16の情報です

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