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「なぜ捕った?」「確実にってことだったんかな…」ライト・野間のプレーに、カープファンからさまざまな意見が飛び交う

  • 2024.5.2
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5月に入り、コイの季節がやってきました。鯉のぼりにちなんで広島東洋カープ(以下、広島)の調子も上向きになることを期待しながらも阪神タイガース(以下、阪神)との3連戦を迎えます。昨シーズンの日本一のチームであり、今季すでに首位の座に就いている阪神との試合。勝ち越しをすれば、勢いに乗っていけそうな対戦です。

制球に苦しむ床田投手

初戦は雨天中止となり、2戦目に先発を務めたのは、開幕から4戦連続HQS(ハイクオリティスタート)をマークしている床田寛樹投手。対する阪神の先発は防御率1点台の村上頌樹投手です。好投手の投げ合いのため、投手戦が予想されました。ですが、床田投手が本調子ではないようです。1-1で迎えた4回表、先頭打者の大山悠輔選手に四球を与えると、ノイジー選手に被安打、佐藤輝明への死球で無視満塁のピンチに。

坂本誠志郎選手のダブルプレーの間に1点を失うものの、何とか1失点で凌ぎました。ですが、6回表には同じく先頭打者の大山選手に四球を与えてしまい、この回さらに追加点を許してしまいます。球数も要しており、6回109球、そして6四死球と床田投手らしくない投球にカープファンからも動揺の声が。

今日の床田は珍しいぐらい調子が悪かったな。そんな日もある。
しかし床田5四球1とは珍しいな
どうした床田。。。調子悪すぎ
床田投手は6回でマウンドをおりますが、続く投手陣も乱れ、結果7失点で敗戦となりました。

犠牲フライはとるべきだったのか

もう一つ印象的な場面がありました。それは6回表一死一、三塁で迎えた阪神・坂本選手の打席で起こったシーンです。床田投手が投じた140キロのカットボールを捉え、右翼へ運ぶと右翼手の野間峻祥選手が捕球し、大山選手のタッチアップで阪神との点差が2に広がりました。坂本選手が放ったフライはファウルゾーンであり、捕球して確実にアウトをとるのかを優先させるのか、捕球せずファウルにするのか、判断が難しいところ。この判断にSNS上ではさまざまな意見が飛び交っています。

野間さんなぜ捕った・・・?
先程の野間くんへのライト犠牲フライ、ファウルだったように見えたのですが、捕るべきだったのかなあ…?
2点差でも勝てるとカープ側が判断したかは分からないが、取らずに3点目以降を防ぎにいく方が良かったんじゃないかな。
今日の床田の状態的にアウトを確実にってことだったんかな…
今日の床田の状態考えたらスルーした後繋がれる可能性もあったし一概にスルー=正解とは言えんくない?

ファウルゾーンでの捕球は赤松外野守備・走塁コーチの指示だったとのこと。床田投手の状態からすると仕方のない判断だったと筆者は考えます。下位打線かつ、坂本選手と木浪聖也選手の打撃は良い状態ではありませんでしたが、この日の床田投手は制球が定まらず、2回表には坂本選手と木浪選手に連打を浴びています。もしファウルにしていたらさらに傷口が広がっていた可能性も。それよりも確実にアウトをとり、最小失点で抑え、打線の援護に期待したのではないでしょうか。

投手陣の踏ん張りで引き分けに。その中で一際目立ったある投手

3戦目は初戦先発予定だった大瀬良大地投手が登板しました。粘り強い阪神打線に苦しみながらも5回までを2失点で切り抜けます。一方、打線は阪神・伊藤将司投手の球数を稼ぎながら1点を奪い、さらにラッキーセブンの7回に同点に追いつきます。8回以降は互いに投手陣が1点も許さず、2-2の引き分けに。再三にわたり勝ち越しのチャンスをつくるも打線の決め手に欠け、投手陣の踏ん張りが目立ちました。その中でも一際目立ったのが黒原拓未投手です。最速150キロのストレートやスプリットで相手を寄せ付けないピッチングにカープファンからは「中継ぎでも先発でもいてほしい」「先発に戻してほしい」などの声も。

黒原を先発で見たいけど、リリーフ黒原も捨てがたい感じか 去年の上茶谷だな
早く広島東洋カープは黒原を先発に戻してくれ

相手打者に向かっていくような黒原投手の頼もしいピッチングに次回も期待したいところです。今は投手陣に助けられている状況ですが、打線も上本崇司選手や野間選手などファウルで粘り、球数を稼いだり、四球を選んだりと、何とか塁に出ようとする姿勢が全体から伝わってきます。長打を打つ選手がいない状態ですが、それでも優勝するためには乗り越えていかなければいけません。次戦からも粘りの打線に期待していきましょう。


※本記事は、5/1の情報です

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